Apple Watchの血圧測定機構ではすでにいくつかの特許取得も、ふたたび新たな特許を出願 

米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2022年8月4日、Appleが出願した、Apple Watchによる血圧測定に関する新たな特許を公開したとiPhone Maniaは22年8月7日伝えている。公開された特許には、Apple Watchによる血圧測定において、液体充填式カフ(加圧用の袋)を用いると記されている。

Appleは、ウェアラブルデバイスでの血圧測定に関してはすでに複数の特許を取得済みで、今回特許取得した方法以外にも、カフを使わない血圧測定に関する特許、「生体電気信号を用いた脈波の到達時間(PTT:Pulse Transmit Time)による血圧測定」を取得済みで、また、上腕をワイヤレス・カフで圧迫して拡張期と収縮期の血圧を測定する一般的な血圧測定方法(オシロメトリック法)を備えたウェアラブル血圧計に関する特許も取得済みだ。なお、Apple Watchでの血圧測定が実現するのは、2025年と予想されている。

Apple Watch用バンドに血圧測定機構を搭載

今回の特許では、Apple Watchの血圧測定機構(図表1Aの102)に液体充填式カフ(110)を用いることが説明されている。血圧測定を行う際は、液体充填式カフ(図表1Bの110)が拡張して、ユーザーの動脈(103)を圧迫し、その後、カフ内の圧力を減圧しながら、拡張期と収縮期の血圧を測定する。

本方式での血圧測定であれば、血圧測定機構を組み込んだApple Watch用バンドに交換するだけで、全てのApple Watchで利用可能になる可能性も考えられる。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://iphone-mania.jp/news-473910/
https://iphone-mania.jp/news-338090/

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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