22年6月、スキンケアブランド「rhode(ロード)」をローンチしたヘイリー・ビーバー。長年製品開発に取り組んできた自身のミドルネームを冠した「ロード」は彼女にとって念願のデビューだったが、直後にファッションブランド「RHODE」から商標権の侵害で提訴されていた。しかしながら、裁判所の判事はヘイリー・ビーバーのブランド名使用を一時的に認める判断を下したようだとYAHOOニュースやELLEなど各メディアがこのことを伝えている。
エンタメサイト「TMZ」によるとファッションブランド側は9年前からこの名前を使っている。ブランドを立ち上げたデザイナーのプーナ・カタウとフィービー・ビッカーズは2018年にヘイリーから「ロードという名前を使いたい」と連絡があったとしている。
「ロード」はヘイリーのミドルネーム。だからどうしてもこの名前をブランドに使用したかったようで、しかしファッションブランド側もすでにこのブランド名で実績を重ねていることからヘイリーの要求を断った。するとヘイリーはそのまま自分のスキンケアブランドにこの名前をつけて、発売してしまったという。ファッションブランド側は「ヘイリーは私たちのブランドを知っていて、同じ名前をつけた」と申し立て、ヘイリーのブランド名の差し止めを裁判所に求めていた。
しかし判事が一時的にヘイリーに有利な判決を下した。現地時間7月22日(金)にヘイリーは自分のYouTubeチャンネルでドキュメンタリー「the making of rhode」を公開。当然番組内には「rhode」という名前が出てくることから、ブランド名を使うことを認めてくれるよう裁判所にドキュメンタリーを収めたビデオと共に提出。判事はビデオを見た後、判決が出る前ではあるがドキュメンタリーを公開してもいいと許可。ファッションブランド側は裁判中もヘイリーにブランド名の使用を禁じるよう判事に求めていたが、却下された。
これによって、ヘイリーはプロモーション動画をようやくYouTubeチャンネルで公開することにこぎつけた。引き続き訴訟は続く模様だが、その間もスキンケアラインを宣伝することができる。
この件について、ヘイリーの親族の弁護士であるマイケル・ロード氏は声明を出し、「我々は、ヘイリーの新会社とスキンケアラインの仮差し止めを求める原告の申し立てを裁判所が却下したことに満足している」と述べている。
一方で、アパレルブランドの「ロード」はこの判決に対し、「訴訟が進行している間、ヘイリー・ビーバーのスキンケアラインが当社のブランド名を使うことを禁じないという一裁判官の判断に過ぎず、より多くの証拠を集めるまで裁決を延期してもらう」と述べており、勝訴することには変わらず「自信を持っている」と断言している。
ヘイリーが情熱を注いで作り上げた「ロード」を、ようやく堂々とプロモーションできるようになったものの、まだまだ流動的な状況には変わりなく今後の裁判の行方に眼が離せない。
【オリジナル記事・引用元・参照】
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb06a33c4cd3ff31cd1f5ca9bdb412f31d57db6a
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a40710571/hailey-bieber-rhode-infringement-suit-220726/
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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