Laspy、災害の程度に応じて防災備蓄を提供—ビジネスモデル特許「災害備蓄提供システム」を取得

防災備蓄プラットフォームを手掛ける株式会社Laspy( 本社:東京都中央区、代表取締役社長:藪原拓人、以下「Laspy」)は、所定の保管場所に保管中の防災備蓄に関する状態情報と、ユーザ団体に所属する人員数から必要な防災備蓄の量を計算し、防災備蓄を割り当て、災害発生時に割当てたユーザ団体に手配する基本特許技術「災害備蓄提供システム」のビジネスモデル特許を取得いたことを22年5月11日公表した。

今回特許取得した基本特許技術「災害備蓄提供システム」の活用により「災害発生時に、災害の程度に応じた備蓄提供の判断」ができるようになり、発災時に適切な備蓄の提供を行うことが可能になる。これにより、顧客側で防災備蓄を準備する必要がなくなることで防災備蓄のハードルが下がり、新しいカタチの防災インフラの構築が実現できると考えられている。

特許概要

特許番号    特許第7047223号
特許権者    株式会社Laspy
発明の名称  災害備蓄提供システム、災害備蓄提供方法及びプログラム

【要約】

【課題】
保管している災害備蓄の内から、ユーザ団体に災害備蓄を適切に割り当てて、必要な際に災害備蓄を提供する。

【解決手段】
災害備蓄を管理する災害備蓄提供システムは、所定の保管場所に保管中の前記災害備蓄の状態を示す状態情報を取得し、ユーザ団体に所属する人員数を取得し、取得した前記人員数に必要な前記災害備蓄の量を計算し、計算した前記災害備蓄の量に基づいて、保管中の前記災害備蓄の内から、前記ユーザ団体に前記災害備蓄を割り当て、災害発生時、割り当てた前記災害備蓄を、前記ユーザ団体に手配する。

開発の背景・解決したい社会課題

これまで、自助・共助・公助といった災害時の助け合いの枠組みのうち民間部門においては、防災や防災備蓄という分野での社会インフラは、主として情報・ソフト分野での限られたサービスしか提供されてきていなかった。それは、結果として社会全体の防災対策の不足につながり、特にハード面では買占め等の社会不安が発生する要因となってる。

そこでLaspyは、基本特許技術「災害備蓄提供システム」によって提供される、手軽に防災備蓄というハード面での対策を可能とするプラットフォーム「あんしんストック」を提供することで、この問題を解決した。

Laspyが提供する備蓄プラットフォーム「あんしんストック」

Laspyが提供する「あんしんストック」は、防災備蓄の保管・管理・提供を一括で行う新しいカタチの防災備蓄サービス。企業・法人のお客様やマンション住民・管理組合の①置く場所がない、②管理が面倒、③気づいたら賞味期限が切れている、といった備蓄のお悩みを一気に解決。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000092071.html

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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