アップルが自動運転EV(電気自動車)、通称「アップルカー」を開発中であることは、ほぼ公然の秘密となっています。ちょうど先日も、元フォードのベテラン幹部を採用したと報じられたばかりだ。
そのアップルカーに音声アシスタントのSiriを通じて話しかけると、どこに行くか、さらには駐車する場所まで自動的に決定する技術が検討されているらしき特許出願が明らかとなったことをGetNaviwebは22年5月6日伝えている。
米特許商標庁(USPTO)が5日に公開したアップルの「意図信号を用いた目的地近傍における自動運転車の誘導」なる特許出願は、自動運転車のユーザーインターフェースや、ハンドルやアクセルやブレーキがない車体でユーザーが車のルートをどう制御するかを説明している。
アップルの特許出願では「許可された個人」(運転手である必要はない)と「意図信号」の両方に繰り返し言及されている。意図信号とは、「こちらに曲がりたい」と操作をいちいち指示するのではなく、「ユーザーが何を望んでいるか」を車に伝える方法のことです。
例えば、大型小売店の近くで乗客が「庭用の植物を買いたい」と言った場合、ナビゲーション・マネージャーは「ガーデニング」または「ガーデニング用品」と書かれた入り口の近くに車を停めるのが望ましいと判断する、という具合です。
Apple/USPTO
アップルカーはベストな駐車場所だけでなく、まずユーザーの発言を解釈し、最寄りの「大型小売店」まで運転することを決めているわけだ。あるいは、ドロップダウンメニューから「大型小売店に行く」と指示もできるそうで、その後、「正面玄関の近くに駐車する」「ガーデニングの入り口近くに」といった選択肢を提示できるとも書かれている。
また、目的地の近くまで来たと検出すると、ナビゲーション・マネージャーは、許可された個人に「店の近くにまで来ました。正面玄関の近くに駐車しましょうか」と音声で問いかけ、やはり声で指示してもらえるとのことです。
さらに、どの店に行くのか、どこに駐車するのかユーザーが「タイムリーな入力」を提供できなかった場合、「停止場所を選ぶためにデフォルトの基準を使用することができる」と述べられている。人間からの指示待ちをせずに、完全に自動で駐車場所を選んで停めてくれるということです。
この特許出願には、「許可された個人」をどうやって特定するかは、何も説明がありません。音声を登録したユーザーに限られ、登録さえすれば後部座席から運転を指示することもできるのかもしれない。
アップルカーは「目的地を入力すれば何もせず到着」を目標としているとの報道もあり、いずれは「iPhoneやApple Watchに話しかければ迎えに来てくれる」が実現すると夢見たいところです。
【オリジナル記事・引用元・参照】
ttps://getnavi.jp/digital/737276/
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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