Googleが「Pixel Watch」の商標登録を出願している。同社初のスマートウォッチは「Pixel Watch」という名称になることが確実視されていた中、それが裏付けられた格好だとCNETJapanが22年4月25日伝えている。
商標登録の出願から得られる情報は多くないが、出願書類によると「金属、革、プラスチック、シリコン、またはゴム製の時計用ストラップ」も対象になっている。「Apple Watch」やサムスンの「Galaxy Watch」などのウェアラブルデバイスのように、Googleもさまざまな素材のバンド一式をそろえるということかもしれない。
Pixel Watchのうわさは何年にもわたって幾度となく浮上してきたが、これまで現実になることはなかった。スマートウォッチ業界におけるGoogleの現在の立ち位置は、初代Pixelスマートフォン発売以前と、さらにそれ以前に「Nexus」シリーズを廃止したころのスマートフォン業界における同社の立ち位置に似ている。Googleと「Android」(スマートウォッチの場合はFitbit)との関係は業界に大きな影響を与えるが、独自デバイスがなければ、市場には競合他社と同等の本当の居場所はない。
Pixel Watchのうわさは何年にもわたって広まっているが、その計画の詳細はまだ不明だ。とはいえ、スマートウォッチOS「Wear OS」の新バージョンとFitbitの買収に基づいて、Googleのスマートウォッチに対するアプローチについて推測できることはいろいろある。GoogleのPixel Watchに関する最近のうわさをまとめてみた。
Pixel Watchの登場は2022年?
Insiderによると、GoogleはPixel Watchを2022年に発売する可能性があるという。時期は春とみられるが、社内テストの進捗によっては変わる可能性もあるとしている。
GoogleがPixel Watchの春の発売を目指しているとすれば、「Google I/O」カンファレンスでお目見えする可能性がある。このカンファレンスは、Google最大のイベントと見なされており、例年5月に開催される。Googleはこのイベントで新製品やアップデートを発表することがよくある。もっとも、Pixelシリーズのスマートフォンやイヤホンの「Pixel Buds」、「Nest」シリーズなどの発表は秋までとっておくことが多い。
文字盤は円形デザイン?
Pixel Watchの文字盤は、サムスンの「Galaxy Watch4」と同様に、シンプルな円形になるようだ。これはユーチューバーのJon Prosser氏が公開した、Googleによるマーケティング資料とされるリーク画像に基づく情報だ。
Pixel Watchが円形デザインになるとする画像が出回ったのはこれが初めてではない。Prosser氏は4月にもレンダリング画像を公開した。これは、情報源から受け取った実際のPixel Watchの画像に基づいて制作されたものだという。
これらの画像が正確であるとすれば、Pixel WatchにはApple Watchの「Digital Crown」と同様の竜頭があり、ボタンはなく、ベゼルレスなデザインになるようだ。GoogleはPixel Watchに固有の交換可能なバンドも提供すると、Prosser氏とInsiderは伝えている。
リーク情報によってPixel Watchに期待できることの基本的なところは分かったが、詳細についてはまだ多くが謎だ。例えば、価格がどの程度になるのかが不明だ。採用するプロセッサーについても分かっていない。Googleが「Pixel 6」および「Pixel 6 Pro」で新しい独自の「Tensor」チップを採用したことを考えると、プロセッサーは特に重要だ。WinFutureの以前の記事では、GoogleがPixel WatchでQualcommと協力していると伝えており、Qualcommの最新のウェアラブルチップになる可能性はある。
【オリジナル記事・引用元・参照】
https://japan.cnet.com/article/35186760/
https://japan.cnet.com/article/35181104/
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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