次世代MagSafe、充電だけでなくデータ通信にも対応か~アップルが特許出願

米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2022年4月14日、Appleが出願した、データ通信に対応するワイヤレス通信アクセサリーに関する特許、および、ワイヤレス通信部の素材に関する特許を公開したことをiPhone Maniaが22年4月15伝えている。。

MagSafeによるデータ送受信にて、セキュリティを高める仕組み

Appleが出願したワイヤレス通信に関する特許には、「アクセサリーは、磁場を利用した認証や、携帯デバイスとのデータ送信に対応できる」と記され、このことから、次世代MagSafeではiPhoneとの間でのデータ送受信を実現することをAppleは検討している可能性があると、AppleInsiderは伝えている。

MagSafeによるワイヤレス通信でデータ送受信を行う場合、ユーザー自身のMagSafe対応アクセサリーなのかを認証し、セキュリティを高める必要がある。

この点についてAppleInsiderは、iPhoneがMagSafe対応アクセサリーに内蔵されたデータを認証鍵のように使うことで、セキュリティを高める仕組みではないかと予想している。

Appleは外部接続端子を廃止し、iPhoneにおけるデータ通信をワイヤレス化する計画があると以前から噂されているが、実現していない。

なお、リーカーのShrimpApplePro氏(@VNchocoTaco)は本方式について、Apple Watch Series 7の修理用診断機能では似たようなワイヤレスデータ通信が利用されているが、通信速度はUSB 2.0の480Mbpsにとどまると述べている。

MagSafe部の素材に関する特許も出願

現地時間2022年4月14日にUSPTOが公開した特許はもう1点あり、磁力を利用したワイヤレス通信システム(MagSafe)に用いる素材として、ガラスセラミック製のカバーを用いることが言及されている。

本特許との関連性は不明だが、新型iPad Proの背面パネルはガラス製になり、MagSafe充電および双方向充電に対応すると噂されて、背面パネル全体がガラス製になるのではなくAppleロゴの部分だけがそうなるようだ。その理由として9to5Macは、背面パネル全てをガラスにすると破損する可能性が高まることを挙げている。

9to5Macは情報提供者の話として、新型iPad Proが採用するガラス製Appleロゴは現行モデルよりも大きくなり、MagSafeの吸着を強くするために磁力を高め、iPhone用MagSafeよりも充電出力が高くなると伝えている。また、新型iPad Proはバッテリー容量が増加することで、Magic Keyboard使用時でもそれほどバッテリー消費を気にする必要がなくなると期待される。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://iphone-mania.jp/news-450120/

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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