スマートフォンベンダーは、様々な方法で“すべてがスクリーン”の状態を実現させるため奮闘しているが、中国ブランドVivoは取り外し可能なカメラ搭載スマホの特許を申請したことが明らかになったと、Phone関連の最新ニュースや便利に使い倒す方法などを伝えるiPhone Maniaが2021年9月7日次のように伝えている。
特許はVivoが2021年2月、世界知的所有権機関(WIPO)に20ページに渡る“電子機器”と名付けられた特許を申請していたもので、特許出願が9月2日付けで公開されている。
この特許デバイスには、片面にデュアルカメラとフラッシュ、裏面にタッチ感応機能のある、取り外し可能なモジュールが取り付けられ、モジュールはデバイス上部の真ん中に挿入可能で、磁石により固定されている。これはカメラを取り外してスクリーンと置き換えることで、画面占有率の向上が図られることになる。
取り外し可能カメラは3つのモードが利用可能で、1つ目は、モジュールが正面ディスプレイの一部として機能する状態でモジュールのディスプレイは解像度、ピクセル数、リフレッシュレートすべて正面ディスプレイと同じになっている。これにより、“すべてがスクリーン”となり、カメラは背面で使用することができます。
2つ目のモードでは、モジュールが180度回転し、カメラは高機能な自撮りカメラとして機能するもの。
3つ目は、カメラモジュールをデバイスから離した状態のリモートカメラモード。カメラモジュールの裏のスクリーンはカメラ操作に使うことができ、スマホ本体からもズームなどの操作が行えるようになっている。
【オリジナル記事、引用元、参照】
https://iphone-mania.jp/news-396376/
https://nl.letsgodigital.org/smartphones/vivo-smartphone-camera/
https://www.gizmodo.jp/2020/10/vivo-detachable-camera-smartphone.html
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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