アップル、光の方向認識やデータ送信関連で 複数のVR/ARの関連特許を取得

VRの「いま」を掘りだすニューメディアのMoguraVRは2021年7月6日、アップルのVR/AR関連特許取得について次のように掲載している。

米国特許商標庁(USPTO)に出願していた、アップルのAR/VR関連と思われる特許が2021年6月22日新たに確認された。特許の正式名称は「パノラマ式ライトフィールドキャプチャ、プロセス、ディスプレイ(Panoramic light field capture, processing, and display)」。

ARなどの使用時に、カメラが光の向きを認識し、複数のオブジェクトの位置を記録することを目的とした技術だ。

2020年現在のAR技術では、3Dイメージを固定されたモニター等で見る際、ユーザーの位置が認識された後に上下左右を見回すことはできるものの、(オブジェクトの場所を固定した状態で)近づいたり、見て回ったりできるデバイスは限られている。

今回のアップルの特許は、その問題を改善するもので特許の文章内にHMDという文言があることから、VRでの活用も構想されていると思われている。
また、データ送信に関連すると思われる特許も確認されており、「Video pipeline」と命名された特許を取得している。

iPhoneやHMDといったデバイスでキャプチャーされたデータを、ワイヤレスで他のデバイスに送信するシステム。性能に限界のあるスタンドアロンのシステムから、より強力な処理能力を持つハードウェアに送信することが想定されている。

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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