AIを使ってその人に代わってゲームをプレイ ソニー、そんな可能性を持つコンセプトの特許取得へ


家庭用コンシューマーゲーム情報&ブログ2.02021421日、ソニーがAIを使って誰かのプレイスタイルを研究し、その人に代わってゲームをプレイする可能性を持つコンセプトの特許の取得に関する、興味深い情報が以下の内容で掲載されていました。


このアイデアは、SegmentNextが発見した最近の特許申請書に詳細に説明されており、この機能を『ゲームアプリケーション中に特定のタスクをプレイするための人工知能の自動制御モード』と表現しています。

この特許によると、この方法では、プレイヤーにデフォルトのAIプロファイルを割り当てます。このプロファイルは、最初は一般的な行動セットで始まります。

プレイヤーが何度もゲームをプレイすることで、AIはプレイヤーの行動を研究し、それをAIプロファイルに適用していきます。
最終的には、プレイヤーと同じようにプレイするAIプロファイルが完成し、プレイヤーはAI
代わってゲームをプレイさせることができるようになるというものです。


例として挙げられているのは、プレイヤーがAIプロファイルに『ユーザーにとって困難な特定のゲームタスクを完了するために、自動モードで進行する』よう依頼することです。

また、この特許では、プレイヤーがタスクをクリアするためにAIの助けを必要としているかどうかを、ゲームがフラグを立てることができるかもしれないと指摘しています。『AIキャラクターが特定のタスクを完了した場合、それらのタスクはAIゲームコントローラーの支援を受けてユーザーが完了したと識別することができます』と説明しています。

また、オンラインの多人数協力型ゲームでは、プレイヤーが食事や仕事のためにゲームを離れなければならない場合があります。このような状況では、ゲームを終了しなければならないのではなく、プレイヤーは『自動モード』をオンにして、自分が不在の間にAIに友人たちと遊んでもらい、再び戻ってきて引き継ぐことができるようになります。


【オリジナル記事】
http://gamecolumn.blog17.fc2.com/blog-entry-79043.html
https://patentscope2.wipo.int/search/en/detail.jsf?docId=US321828987

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。