家庭用コンシューマーゲーム情報&ブログ2.0に2021年4月21日、ソニーがAIを使って誰かのプレイスタイルを研究し、その人に代わってゲームをプレイする可能性を持つコンセプトの特許の取得に関する、興味深い情報が以下の内容で掲載されていました。
このアイデアは、SegmentNextが発見した最近の特許申請書に詳細に説明されており、この機能を『ゲームアプリケーション中に特定のタスクをプレイするための人工知能の自動制御モード』と表現しています。
この特許によると、この方法では、プレイヤーにデフォルトのAIプロファイルを割り当てます。このプロファイルは、最初は一般的な行動セットで始まります。
プレイヤーが何度もゲームをプレイすることで、AIはプレイヤーの行動を研究し、それをAIプロファイルに適用していきます。
最終的には、プレイヤーと同じようにプレイするAIプロファイルが完成し、プレイヤーはAIに
代わってゲームをプレイさせることができるようになるというものです。
例として挙げられているのは、プレイヤーがAIプロファイルに『ユーザーにとって困難な特定のゲームタスクを完了するために、自動モードで進行する』よう依頼することです。
また、この特許では、プレイヤーがタスクをクリアするためにAIの助けを必要としているかどうかを、ゲームがフラグを立てることができるかもしれないと指摘しています。『AIキャラクターが特定のタスクを完了した場合、それらのタスクはAIゲームコントローラーの支援を受けてユーザーが完了したと識別することができます』と説明しています。
また、オンラインの多人数協力型ゲームでは、プレイヤーが食事や仕事のためにゲームを離れなければならない場合があります。このような状況では、ゲームを終了しなければならないのではなく、プレイヤーは『自動モード』をオンにして、自分が不在の間にAIに友人たちと遊んでもらい、再び戻ってきて引き継ぐことができるようになります。
【オリジナル記事】
http://gamecolumn.blog17.fc2.com/blog-entry-79043.html
https://patentscope2.wipo.int/search/en/detail.jsf?docId=US321828987
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
関連記事
- 2022年度 「精密機器業界 特許資産規模ランキング」~ 1位はキヤノン、2位リコー、3位セイコーエプソン
- ライブなどで観客が飛び跳ねる振動を柔らかく~重たい梁で「縦ノリ」対策、日建設計が特許取得
- 法律の専門家とAI技術で難しい特許出願が簡単に! 新サービス『みんなの特許』が開始される。
- 東工大発ベンチャー、ノートPCでも稼働の日本発高機能AI~国内外で特許取得し気候変動や労働力不足に挑む
- 特許取得のBLDCモーターで軽量なのに大風量~軽量でプラス&マイナスイオンが髪を乾かすたびにツヤ髪
- Apple、iPadをスマートハブとして活用か?〜機能を拡張可能なモジュラー式カバーの特許取得
- GCC(湾岸協力会議)特許庁が2023年1月から特許出願の受け付けと審査を再開
- Apple Pencil(第3世代)、色や質感を読み取るための光学センサーをペンに内蔵か~特許申請
- CRM連携、音声感情認識、トピック判定と対話要約~レブコム、音声解析AI電話に関する特許を3件取得
- ヘッドホンに代わるかも~Apple、スマートアイマスク「Sleep Mask」開発も、新たなデバイスで特許取得