音の振動を電気エネルギーに変換する充電技術を Xiaomiが中国特許庁に特許申請

モバイル、ラップトップ、エレクトロニクス、テレビ、家電製品、オーディオ製品など、購入する商品や購入場所の決定をサポートするメディアのmysmartpriceは2021年619日、表題の内容について次のようにアップしている。

Xiaomiは様々な充電技術に取り組み、最近では、ケーブルやスタンドなしでデバイスをワイヤレスで充電できるエアチャージ技術をデモし、スマートフォンやその他の電子機器を充電するために音を使用することを示唆する特許をCNIPA(中国国家知的財産局)に出願している。

この技術には、音の充電デバイス、エネルギー貯蔵装置、電子機器が含まれ、その音帯電装置は、環境から機械的振動に変換する「音響収集装置、複数のエネルギー変換装置、及び電力変換装置」を含むとしている。

またMi Air Chargeには5相インターフェースアンテナが内蔵されており、充電するデバイスの位置を正確に検出でき、将来的には5Wの速度でデバイスに燃料を補給することができる。

デバイスであるスマートフォン側では、「ビーコンアンテナ」と「受信アンテナアレイ」を内蔵したアンテナアレイも開発され、「ビーコンアンテナ」は低消費電力で位置情報を発信し、14本のアンテナで構成される受信アンテナアレイは、充電杭から発するmm波信号を整流回路を通して電気エネルギーに変換するとしている。

XiaomiはこのMi Air Charge技術のさらなる改善に取り組んでいることも明らかにしており、また多くのスマートな家電製品やデバイスは、将来的にリモート充電技術を使用することが可能だと。これには、スマートスピーカー、デスクランプ、その他の小型スマート家電も含まれているとしている。

この音による充電技術が製品として実現するのかどうかは不明だが、とても興味深いアイディアであることは確かだ。

【オリジナル記事・参考】
https://www.mysmartprice.com/gear/xiaomi-sound-charging-patent-cnipa-charge-smartphones/
https://iphone-mania.jp/news-377047/

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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