天然素材食器ブランド「agney*(アグニー)」、「RIVERET(リヴェレット)」、「taffeta(タフタ)」を運営する仲吉商事株式会社(本社:東京都板橋区 代表取締役社長:屋田高路)が、天然素材で作る製品にはコーティングも天然素材を使いたい、そのような思いから技術開発に取り組んだ独自のコーティング技術「LOHAS(ロハス)コート」が特許(特許番号:第6891361号)を取得したことを2021年6月15日公表した。
仲吉商事では、強く、水弾きが良い、手触りも自然に近い、天然成分を使った機能も発揮できないか。そういった技術者の思いがLOHASコートとして結実した。
ロハスコートとは、天然緑茶成分配合の塗料と、竹本来の持つフィトンチッドの相乗効果で「大腸菌・黄色ブドウ球菌の抑制」を実証した独自開発のコーティング技術で、何層にも均一に塗り込むことで強度も増して、食器洗浄機にも対応できるとしている。
agney*、RIVERET、taffetaの商品は全てこの新技術ロハスコートを実施し、より安心・安全な天然素材食器を製造しているが、全ての菌に対する抑制・永続的な効果を保証するものではないとの注釈がある。
竹の内部まで浸透させる6層にも及ぶ独自開発コーティング(食品衛生法適合塗料)で、色の濃いお料理や油ものにも問題なくご使用でき、独自の技術と丁寧な磨き上げによって、手触りもスベスベだと語っている。
さらに、この技術開発によって食洗機対応を実現しているが、温水設定70℃以下でのご使用に限る。(taffetaの一部商品は食洗機非対応)。また、漂白剤・研磨剤等が含まれた食洗機用洗剤は使用不可だが普段使っている食器と同様、中性洗剤で洗えるとしている。
【オリジナル記事・参考】
https://www.agney.jp/blog/monodzukuri-and-sdgs/patent202106/
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/p0200
* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。
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