特許内容の解説
- 電子ペーパー機器にカメラを内蔵し、(新聞等の)記事、グラフなどの文字(被写体)を撮影し、その情報を素早く収集・保存・活用する情報収集に特化した「携帯用のスクラップ装置」。(電子ペーパーにカメラを内蔵した機器は、初めての試作品であり、当社特許技術)
- 収集した文字情報をいつでもどこでも(暗がりでも)閲覧できるように、表示ライト(フロントライト)を装備します。
さらに見やすく、目に優しい画面にするため、画面の「白・黒反転」スイッチ機能を使い、視力の弱い人に対してもさらに目が疲れにくく長時間、読書・記事情報チェックなどを行うことができます。
【図1】 電子スクラップ端末の使用例
技術の特徴
超低消費電力
表示画面を更新する時だけに電力を消費する。
そのため表示中は、電力消費はゼロであり、メモリー性があるため無電力で画面を表示し続けることが可能となる。
高視認性
紙と同じように視野角がほぼ180度の反射型表示で、長時間見続けても目に優しく、屋外の明るい場所での視認性も優れています。(バックライトは不要、直射日光の中でも液晶のように見づらくならない)
薄型・軽量(携帯性)
表示原理がシンプルな構造のため、薄くて軽いディスプレイが実現できる。
「白・黒反転」表示が用意
表示原理の特性上、黒い画面表示に「白い文字」が表示でき、くっきりとした文字が簡単に切り替えできる。
そのため視力の弱い人に対しても目に優しい文字表示が素早く実現できる。
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出願番号 | 特願2013-270988 |
出願日 | 2013/12/27 |
出願人 | 山野 博 |
公開番号 | 特開2015-126470 |
公開日 | 2015/7/6 |
登録番号 | 特許第5660348号 |
特許権者 | 山野 博 |
発明の名称 | 携帯用電子スクラップ装置 |
技術分野 | 電気・電子、情報・通信 |
機能 | 機械・部品の製造 |
適用製品 | 携帯用電子スクラップ装置 |
目的 | 閲覧時の文字サイズを大きくするため板状本体をある程度大きくし、スクラップすべき情報が記載された対象物が板状本体によって手暗がりとなっても、対象物の情報を明るく適切に撮影でき、且つ軽量で安価な携帯用電子スクラップ装置を提供する。 |
効果 | 対象物に記載されたスクラップすべき文字情報等をカメラで明るく撮影できる。よって、細かな文字情報等を鮮明に電子ペーパーに表示できる。 カメラで撮影したスクラップ情報を表示する画面部に、液晶ではなく電子ペーパーを用いているので軽量となり、携帯性に優れる。また、スクラップ機能に特化することで操作が容易となり安価となる。 電子ペーパーを閲覧する際の光源を照明部の他に別途設ける必要がなく、コストダウン及び軽量化を推進できる。 |
技術概要 | 携帯可能な板状本体と、 該板状本体の一側面に設けられた電子ペーパーと、 板状本体の他側面に設けられ、スクラップすべき情報を撮影するカメラと、 板状本体の内部に設けられ、カメラで撮影された情報を保存する記憶部とを備え、 カメラで撮影し記憶部に保存された情報を電子ペーパーに表示する携帯用電子スクラップ装置であって、 スクラップすべき情報をカメラで撮影するために、その情報が記載された対象物に板状本体を翳したとき、板状本体によって上方が覆われて影となる対象物を連続的に照らすための照明部を板状本体に設け、 板状本体に、照明部の光を対象物に照射するための第1光ガイドを設けると共に、照明部の光を板状本体の一側面に案内するための第2光ガイドを設け、 該第2光ガイドによって板状本体の一側面に案内された光を電子ペーパーの照明光とし、 第1光ガイドに、照明部から第1光ガイドを通過して対象物へ照射される光を遮断又は開放する第1シャッターを設け、 第2光ガイドに、照明部から第2光ガイドを通過して板状本体の一側面に案内される光を遮断又は開放する第2シャッターを設けた、 ことを特徴とする携帯用電子スクラップ装置。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
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簡易的にスキャンしてズームして読むというだけならiPadなどでも同じようなことをしている人は多いと思われますが、本発明は影になる被写体を明るくする光源があったり、液晶ではなく電子ペーパーであることで低電力かつ目に優しいという効果が得られるなど、「そういえば従来なかったな」という隙間をついた発明ですね。特に細かい文字を読むのに労力がかかる中年以降の方にはウケるのではないでしょうか。