特許内容の解説
ペットボトルに口をつけて飲み、そのままキャップをすると長時間の後では危険であると警鐘され、キャップを閉めても口腔内細菌、唾液のウィルスがやがて繁殖し食中毒、感染などの病状をもたらす危険性を解決する。
複数の飲み口を有することを可能としているので、熱中症対策、新型コロナウィルス対策として、飲み継ぎがなく新鮮な飲み口で飲め、細菌、ウィルスの培養、増殖それによる食中毒、感染の心配をしなくて済む。新たな設備投資を必要としない。多様なニーズに対応できる。
ペットボトルの飲み口部において、ペットボトル本体にねじ込むキャップを第1キャップとし、前記第1キャップの天板部材を貫通するとともに横側部材の外側表面部にねじ山をつけ、ねじ山部に径の増えた天板付きの新たなキャップをねじ込んで第2キャップとすること、さらには、前記第2キャップの天板部材を貫通するとともに横側部材の外側表面部にねじ山をつけ、ねじ山部にさらに径の増えた天板付きの新たなキャップをねじ込んで第3キャップとすることとし、いずれのねじ山もピッチを変える、逆回しねじなどで供回りを避けることとし、ペットボトル本体の飲み口数の1口に、天板を貫通した第1キャップの横側部材を新たな飲み口として飲み口数を2口に増やすこと、さらには天板を貫通した第2キャップの横側部材を新たな飲み口として飲み口数を3口に増やすことを特徴とする熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトル。
新型コロナウィルスの猛威がある。熱中症対策では小まめな飲み継ぎが提唱されている。ペットボトルによる水分補給が必要であるが、キャップ部の飲み口にはウィルス、菌が培養、増殖されるので感染の危険がある。新鮮な飲み口が必要である。キャップを2重キャップに、3重キャップの複数の飲み口とし、小まめな飲み継ぎができる衛生的なペットボトルを提供する。
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出願番号 | 特願2020-101785 |
出願日 | 2020/6/11 |
出願人 | 冨田 穣 |
登録番号 | 特許第6888183号 |
特許権者 | 冨田 穣 |
発明の名称 | 熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトル |
技術分野 | 生活・文化 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | キャップの上部または横側部に飲み口を設けたキャップとしたペットボトル |
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コロナ禍以降、飲み物にも気をつかうようになって少々窮屈ですが、こんなときこそ発明のヒントがたくさん生まれるんですね。自分一人で飲むときだけでなく、このキャップなら家族で共用する飲み物などにも応用できそうです。兄弟でシェアして飲むなど、子供が小さいときにはよくあるシチュエーションですので、ニーズは高そうです。