大塚ホールディングスは6月7日、2024～2028年の中期経営計画を発表しました。主力製品である抗精神病薬「エビリファイメンテナ」や利尿薬「ジンアーク」の特許切れによる減収を補うため、抗精神病薬「レキサルティ」や抗がん剤「ロンサーフ」、および開発中の新薬候補に注力し、最終年には売上収益を2兆5000億円（2023年は2兆186億円）、事業利益を3900億円（3126億円）に引き上げることを目標としています。研究開発費は毎年3000億円以上を維持する予定です。
中期経営計画期間中には、抗精神病薬ウロタロント、ADHD治療薬センタナファジン、IgA腎症治療薬sibeprenlimabなど、14のプロジェクトの申請が予定されています。これにより、新薬の開発と市場投入を加速させ、特許切れによる収益減少を克服し、持続可能な成長を目指します。
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