ディズニーが特許取得 — 自動走行ロボット、活躍の用途はひろい、まさしくロボットとの共生だ

ウォルト・ディズニー・カンパニーがユニークな特許を取得した。まるでスター・ウォーズに出てくるMSE-6シリーズ修理ドロイド、通称マウス・ドロイドにそっくりで火星探査機のようでもあるロボットだ。これは「ロボット・シェルパ」(Robotic Sherpa)と呼ばれ、好きなときに収納物にアクセスできるモバイルロッカーと説明されている。

22年6月14日に米ディズニーがテーマパーク内を走行するロボットの特許US11360471B1を登録した。

そんなロボットとの共生を思わせるこの可愛いロボット、その役目は、実はパーク内で移動してくれるいろいろとありがたい「移動ロッカー」なのだ。

いろいろとありがたいというのは文字通りの意味で、ディズニーランドに限らず、さまざまなテーマパークには貸ロッカーは備え付けられてはいるが、ロッカーに預けたものをすぐに使いたい時にはとても面倒だ、広いパーク内を自らが足を運ばなくてはならない。ところがこのロボットは必要なときにロッカーが来園者(ゲスト)のところまで移動してきてくれるという、何とも役立つパートナーのようだ。

「買ったお土産が収納できる」、「傘を入れておいて、必要に応じて使うことができる」、「飲み物やお昼ご飯やオムツなどを必要なときに持ってきてもらえる」などなど、とにかく便利でテクノロジーの御利益を受けることができる。

この移動式ロッカーは、多くの人の中を移動するのに役立つ近接センサーとしてカメラを搭載しており、映像はコントロールセンターに送られ管理され、使い方によっては防犯カメラの機能も果たせそうだ。

また、ディズニーの「移動ロッカー」と同じような自動走行ロボットはすでにあちこちで見かけるようになってきてる。その代表的なのは「配膳ロボット」だ。「配膳ロボット」とは文字通り、飲食店における料理提供(=配膳業務)を担ってくれるロボットだ。配膳ロボットが料理提供を担ってくれることによって、スタッフの無駄な移動時間が削減され、オペレーションを効率化し人の配置数を減らすことが可能となる。

ファミリーレストランの「ガスト」、「しゃぶ葉」、「サイゼリア」だどでも導入がすでに導入が始まっており、すでにとても身近なところで人とロボットの共生が始まっている。早く東京ディズニーランドで「シェルパ」に出会いたいものだ。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://tokkyo-lab.com/co/iptimes-o1
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2207/10/news002.html

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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