任天堂をかたる偽サイトが出現、公式が注意喚起 増え続けるフィッシングサイト

任天堂株式会社は22114日、任天堂ホームページになりすました偽サイトの存在を確認したとして、注意喚起を行なった。

偽サイトでは、ロゴを不正に使用して、あたかも同社が運営しているかのように見せかけており、加えて、Nintendo Switchなどを大幅に割引した価格で購入できるといった表示も行なっているという。

このようなサイトで商品を購入してしまうと、個人情報が不正に取得され、詐欺被害などにつながる恐れもある。そのため同社では、ホームページを間違えないことに加え、偽サイトでは商品を購入しないよう注意喚起を行なっている。また被害にあってしまった場合は、最寄りの警察署や各都道県警察本部のサイバー犯罪相談窓口に相談するよう勧めている。

また、フィッシング対策協議会によると、このところヨドバシカメラを騙るメールでのフィッシング詐欺が増加しているので、特にカード払いなどには注意するよう219月に呼びかけている。

このフィッシング詐欺は「ヨドバシ・ドットコム:カード情報更新のお知らせ」や「ヨドバシ・ドットコム:アカウントでお支払い方法を更新する必要があります」といった件名のメールが届き、ヨドバシカメラのURLに似たようなURLを含むサイトに誘導される。URLを開くと、ヨドバシカメラの画面によく似たページが表示され、会員ID/パスワード、姓名や生年月日、住所、電話番号といった個人情報に加え、クレジットカードの番号や有効期限、名義人、セキュリティコードといった金銭関係の情報を入力させられる。

フィッシング対策協議会によれば、2021 年 12 月のフィッシング報告件数は 63,159 件となり、11 月と比較すると 14,698 件増加している。そのうちAmazon をかたるフィッシングは報告数全体の約 27.4 % を占めており、次いで メルカリ、三井住友カード、ETC 利用照会サービス、JCB をかたるフィッシングの報告も含めた上位 5 ブランドで、報告数全体の約 74.0 % を占めている。

こうしたサイトは本物のサイトの画面をコピーして作成されているため見分けるのは困難であり、日頃からサービスにログインする際は、こうしたメールやSMS内のリンクではなく、公式アプリやWebブラウザのブックマークからアクセスするよう呼びかけている。


【オリジナル記事・引用元・参照】
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2201/14/news155.html
https://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2022/220114.html
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1350234.html

* AIトピックでは、知的財産に関する最新のトピック情報をAIにより要約し、さらに+VISION編集部の編集を経て掲載しています。

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