トイレの知的財産達

生物は、ほぼ例外なく用を足すのでは、ないでしょうか?
皆さんも、用を足しますよね?
ほら、今朝もしたのでは?

そんな、日常的に使うトイレ、実は知的財産の固まりなんです。
温水洗浄便座、めちゃくちゃ重宝しますよね?
この温水洗浄便座、なにのことかわかりますか?
そうです、ウォシュレットです。また名をシャワートイレと言います。
今は、普通名称化になってしまい、大多数の人がそのように言います。
しかし、これらの名称、実は登録商標なんです。
「ウォシュレット」はTOTOが、「シャワートイレ」はINAXが、また株式会社東芝は「クリーンウォッシュ」、パナソニック株式会社は「ビューティ・トワレ」の商標を持っています。

また、このリモコン、みたことはないでしょうか?

このリモコン、特許を取得しているのです。
「エコリモコン」という名称で、ボタンを押す力を利用して自ら発電し、
通信に必要な電力を全てまかなうことができるので、電源工事や電池交換の必要がなく、公共のトイレ等に最適なリモコンです。

また、このリモコン、意匠登録もされているようです。

「デザイン検討にあたり、モデル製作と検証を繰り返し行い、障がい者配慮のために形状処理が意匠性を阻害する要因とならないよう、必要最小限で最大の効果が得られるような形状検討を行った」と、公式ページに記載されています。

この他にも、トイレには様々な権利が取得されています。
+VISIONで紹介されているう〇こチェック機能付トイレ(https://vision00.jp/magazine/vol1/)は、今注目したい知的財産になっているトイレではないでしょうか?
公開時点で、一般家庭に販売はされていませんが、特許取得の尿で顔がわかる線虫くんのように、毎日そこで用を足すだけで、健康チェックがわかる時代が来るのかもしれません。

信じるか信じないかは、あなた次第です


引用:https://jp.toto.com/company/press/company/csr/20171031004362/