ブロックチェーンでホンモノ証明

私達が買い物をする際に、最近特に気になるのが、模倣品(ニセモノ)の存在です。特にバッグ、衣類、時計、美術工芸品など、高価な買い物をする際にはその商品が真正品(ホンモノ)かどうかを保証するための鑑定書などを証明に用いることが多いですよね。

我々が購入する製品は、通常、メーカーによって製造された後に、物流業者、卸売業者、小売業者等の流通業者を通じてユーザーに販売されるという、複雑な流通経路を辿りますが、この経路において製品がホンモノかどうかを証明することがユーザーから求められています。また、近年はインターネットを通じて製品が販売されることが多くなってきたため、製品がホンモノであることを鑑定し、証明する必要性は高まってきています。

上述のとおり、現状最も一般的な証明方法は、「証明書(ギャランティーカード)」を発行して製品の商品名、品番、製造年月日などの製品情報を記載しておき、これを製品に同梱するというやりかたをとります。しかし、インターネット等を通じてギャランティーカードのみを入手することも可能となってきたことから、証明書による鑑定証明は充分な信頼性があるものとはいえなくなってきました。

そこで、エストニア共和国のクリプトモール社は、ブロックチェーンを用いた鑑定照明システムを発明し、日本特許庁で特許を取得しました(特許第6894033号、2021年6月4日登録)。通常、製品とギャランティーカードは共に流通・販売されるので、両者をデータ的に紐付けし、ユーザーのみが鑑定証明を確認できるようにしました。

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