アートだけじゃない!わかりやすいNFT特許解説

INTRODUCTION

最近、NFT(Non-Fungible Token)という言葉をよく耳にするようになってきました。

NTFの特徴は、例えば、ブロックチェーンの仕組みを利用して、唯一無二のものであることを証明できる点で、近年、個人のアーティストがNFTのシステムを使って自信のデジタルアートを高額で売却できたというニュースが絶えません。

そこで、今回は、特許情報の宝の山から、NTFに関する特許をご紹介します。

ブロックチェーンでホンモノ証明

まずはじめは、「鑑定証明システム」に関する発明です。

バッグ、衣類、時計、美術工芸品など、高価な買い物をする際にはその商品が真正品(ホンモノ)かどうかを保証するための証明書などがあります。しかし、従来の証明書は、容易に偽造、改ざんされやすく、十分な信頼性があるものとはいえなくなってきました。

そこで、ブロックチェーンを用いて、製品と証明書(ギャランティーカード)をデータ的に紐付けて、改ざんなどができないようにした特許をご紹介します。ちなみに、ここの代表者は、元力士の把瑠都凱斗(ばるとかいと)氏です。

仮想スニーカーで新市場開拓

次に、「暗号デジタルアセットとしてのシューズ販売システム」に関する発明です。

今回の出願人はNIKEですが、NIKEは仮想空間におけるバーチャルスニーカー(暗号化デジタルアセット)の取引を手がけようとしています。

このバーチャルスニーカーもまた、ニセモノ、模倣品が問題となることが予想されるので、今回は、ブロックチェーンテクノロジーによる仕組を利用して真正品の取引を行うことができる発明をご紹介します。

酒樽のブロックチェーン管理

最後に、「酒樽の保存所有システム」に関する発明です。

ウイスキーを生産する蒸留所の中には、ウイスキーを樽ごと販売する、「オーナーズカスク」「プライベートカスク」というサービスを展開するところがあります。

しかし、このような「樽買い」のサービスにおいて、その販売や権利移転の契約は、多くの場合、紙媒体の契約書や蒸溜所の社内管理システムで行われているため、人的ミス、データ改ざんなどが行われるという問題がありました。

そこで、酒樽をNFT(代替不可能トークン)として管理する仕組みを特許化したのがこの発明です。

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