CONCLUSION

スマホ、キャッシュレス、翻訳、ナビ、仮想空間、検索エンジン、レコメンド、音声案内、デリバリー、などなど、、、最近のビジネスでは、人間の能力をいかに奪うかが成功のポイントだと思います。

技術の進歩と共に、ますます便利になりますが、便利になるとともに、人間はどんどん退化していると問題視されていることがあります。
スマホやPCなしではもう漢字が書けない人も多くなっていたり、キャッシュレスで小銭いらず、そのうえ残高もすぐにわかるのでお金の計算もしなくてよくなってきていることから、計算が苦手な人も多いのではないでしょうか。
便利なようで、ある意味不自由になっているようにも感じられます。

一方、今回取り上げたパラリンピックでは様々な理由で不自由な人たちが様々なサポートを得て活躍をしていますが、「能力を補うための技術=人間の能力を創造する」だと言えるので、高い技術力が集結した大会でもあると思います。

こういったニッチ技術が素となり、本来とは全く違うジャンルへ応用し成功した事例もたくさんあります。 きっとパラリンピック競技に使われる技術にも、より多くの人に向けたサービスや、能力を進化させる製品のヒントが秘められているはずです。

選手の応援やリスペクトはもちろんですが、 いつもと違った視点で見る事でより競技を楽しめそうですね!