ついにあの『魔法の鏡』が実用化?

グリム童話やディズニーで世界的に知られている「白雪姫」で、王妃が愛用していた魔法の鏡を覚えていますでしょうか。
「鏡よ鏡‥‥」と問いかけると、こちらの質問に正直に答えてくれる、あの鏡です。
この魔法の鏡が現在のテクノロジーによって、現実のものとなったみたいです!
「似合ってるね」――気持ちに寄り添う鏡
既に身近な技術となっている、音声認識による双方向対話型インタラクションは、例えばiPhoneに搭載されているSiriなどが知られています。
しかし、今回の発明は、鏡に映ったユーザーの外観画像を取得して、この画像に基づいてユーザーの様々な状態を判定し、この判定結果に基づいて鏡内部のキャラクタ(擬人化キャラクタ)の音声を生成・発声するというものです。
このような視覚情報が反映されたインタラクションが提供されることによって、例えば、メイク中のユーザーに向かって「似合ってるね」とか「もっと明るい色が良いよ」といった声をかけてくれます。
その結果、対話をしながらメイクをすることができるため、通常の鏡ではなし得ない、新しいユーザ体験が得られるというわけです。
この鏡は、株式会社Noveraによって開発・製品化され、既に特許を取得しており(特許6583754号)、スマートミラーnovera(ノベラ)という商品名で販売されています。
現代社会においては、誰でも一日の中で数回は鏡に向かうことと思います。
そんなとき、鏡との対話によって、美に対するモチベーションアップや、毎日の健康状態の確認などを自然に行うことが期待できます。
あの魔法の鏡がAIと音声技術によって実現!
持っていると毎日楽しくなりそうな、ワクワクする発明だね♪
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