プラレール、 小さな発明で大きな進化!

昔もいまも、男の子も女の子も、家庭内での遊びの定番のひとつ、皆さんご存じのプラレール。
色々な種類のプラスチックレールをつないで作ったレールの上に、電池を入れた電車の模型のスイッチを入れレール上に置けば、本物の電車のようにぐるぐる回るおもちゃ。
実は、このプラレール、見た目は変わらずとも進化を続けていることをご存知ですか?
コスト削減に拘ったプラレールの電池
いまでは電車の速度を早くしたり遅くしたり止めたり出来るのはもちろんですよね。これを実現した発明が、電車の模型に入れる電池。
例えば単3電池と同じ形状のケースに、無線受信装置とモータ制御装置、この電池を組み込んだものを無線受信駆動装置といい、これを従来の電池と入れ替え使用すれば、ラジコンのように無線装置で速度の変更や走行の開始や停止などの動作をコントロールできるようになっています。 (この発明は今回ご紹介の特許とは別の特許となります)。
しかし、この無線受信駆動装置は模型のスイッチと連動していないという弱点がありました。
それによってスイッチを切っても模型のモータは回りませんが、無線受信装置は作動し続けます。
この無線受信装置を止めるためには模型から無線受信駆動装置を取り外さなければなりません。
その都度、その煩わしさはもちろんですが、装置をそのまま放置したままにすると電池の寿命がなくなっていて、新たな電池を用意して交換しなければならないといったことも起こりえるというものです。
その煩わしさと未使用時での電池の消耗を少なくすることを解決し進化させたのが今回の発明です。
これらの課題を一気に解決するってどんなアイデアなのかな?
それに、可能な限り製造コストも抑えて実現したいよね。
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