世界が大きく変わる!新物流時代が見える特許!

INTRODUCTION

物流(ロジスティックス)とは生産物(product)を生産者から消費者へ引き渡す(空間および時間を克服する)ことですが、近年、物流業界についても技術革新が進んでおります。

物流の歴史を遡ると、19世紀の後半ごろに「ロジスティックス」という概念が生まれ、あらゆる商品が世の中に流通するようになりました。単に商品を流通させるのではなく物の流れを効率よく素早く届けるためはどうすれば良いのか様々な工夫やアイデアが生まれるようになりました。

ロジスティックス1.0では蒸気機関車をはじめとする鉄道を利用して物を運べるようになりました。次に、ロジスティックス2.0ではフォークリフト、パレット、海上コンテナなどに普及による荷役の機械化が行われるようになり、荷物の上げ下ろしを、従来よりも効率的にました。ロジスティックス3.0では、コンピュータの普及に伴い、荷物の入出管理や在庫管理を、従来アナログでやっていたのを、コンピュータを利用、管理システムで効率化できるようになったのです。

そして、昨今、ロジスティックス4.0では、業務改善や効率を徹底して工数や人員を削減する時代に入っていきました。具体的には、運転操作の自動化による自動運転、AIによる配送手段や配送ルートなどの最適化、工程管理の最適化、IoTによる情報共有や統一化、ドローンによる配達、ロボットによる倉庫内作業の効率化・自動化などです。

このように、物流業界はまさに技術革新の時代に来ているのです。そこで今回は、このような物流新時代に関する特許・発明についてご紹介します。

CONTENTS

  • #1車から降りたら自動運転で駐車場にスタンバイ

  • #2資源を大量に運ぶための鉄道システム

  • #3自動運転トラックによる物流ネットワーク

  • #4CONCLUSION

特許を誰にでも分かりやすく解説
ビジネスに必要なヒントが満載

無料登録で
マガジン購読