VRポリス誕生!?セキュリティ関連特許

INTRODUCTION

昨今、VR(仮想現実)は、エンターテインメント分野を中心に普及が進んでおり、VRに関するニュース記事を目にすることも増えてきました。

VRは未来的で発展に期待が高まる一方で、VR上での脆弱性や犯罪に関する話題も少なくありません。

いつの時代でも便利さと引き換えにリスクを伴うものですが、仮想現実や仮想空間上での犯罪の概念についても今後議論される時代となるでしょう。
また、それに伴って仮想空間上でのセキュリティ技術も発展が続いています。

そこで今回は、皆さんの快適な仮想現実生活を守るべく生み出されたこれからの時代に必要となるであろう特許技術を紹介します。

1つの技術だけではなく、複数の技術を組み合わせて応用することによって未来のVRポリスが生まれるかもしれませんので、ぜひそんな想像を膨らませながら、一読ください。

CONTENTS

  • #1眼の動きで支払い!? VRでセキュリティ検証


  • 仮想現実(VR)技術は、鮮明な没入感覚が得られることから、特に映像視聴やゲーム分野で広く用いられています。

    そんな中、VRシーンにおいてセキュリティ検証を必要とするサービス(典型的には支払いサービス)が実行される場合、VR端末を装着しているユーザが没入体験を楽しんでいる間にセキュリティをいかに迅速に検証するかが、ユーザの没入感を向上させるために非常に重要な課題となっています。

    今回紹介する特許発明は、ユーザがVR端末を装着している間に、視覚焦点コントロールなどの直感的な対話モードを使用して、セキュリティ検証を完了させるというものです。

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  • #2バーチャルコールセンターで顧客満足度アップ


  • 近年、「巣ごもり需要」という言葉があるように、主として自宅で使う家電やIT機器の需要は堅調です。

    そんな中、例えば購入した機器の初期不良や故障などのため、販売店やメーカーのカスタマーサポートに電話等で連絡をした経験のある方、結構多いのではないでしょうか。

    人気の機器や新発売の製品だと、なかなかカスタマーサポートにつながらなかったり、つながったとしてもオペレータが新製品に不慣れだったりして、電話だけではなかなか問題が解決できないということもしばしば起きているようです。

    今回紹介する特許は、このようなカスタマーサポートセンターの応対業務を支援するための装置についてです。カスタマーサポートのオペレータに対して、いかにして素早く製品の詳細スペックを理解させ、顧客の質問に的確に応対させるかという課題について、VR/AR技術を用いたバーチャル空間での素早い製品知識の習得を図ります。

    あたかも映画「マトリックス」で、ごく短時間で乗り物の操縦技術や格闘技の習得を行ったような、迅速なe-ラーニングを実現させるものといえそうです。

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  • #3子供の友人関係を、SNSから自動チェック


  • 子供を持つ親であれば、子供が学校などで友人と仲良く付き合っているか、いじめにあっていないか、誰しも気になり、不安をもっているものですよね。以前は友達との交友関係といっても、現実にお互いの家を行き来したり、学校や登下校時に遊んだり、といったリアルな関係が主でしたので、大人がある程度把握することもできていました。

    しかし、近年は子供がスマホなどの情報端末を所持して、SNSなどの場が「友達づきあい」の場になってきたため、保護者からは子供の交友関係が把握しにくい状況になっています。こうした中、子供の交友関係をどのように把握し、いじめや仲間はずれの兆候をいち早く検知するかが、社会的に深刻な問題となっています。

    今回紹介する特許は、このような社会的課題に対して提案されたものです。原理的には、SNS等の情報交流サイトから取得した情報を用いることによって、特に友人数の増減からユーザ(子供)の交友状況の変化を検知するためのプログラムです。このプログラムを保護者もしくは子供が所持するスマホにインストールすることによって、子供の参加しているSNSの友人数の変位を演算し、いじめや仲間はずれの兆候を見つけていくのです。

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  • #4CONCLUSION

  • 最近VR空間内のトラブルや犯罪行為が増加しているとの話題を目にすることが増えてきました。

    そもそも、VR空間内での犯罪は成立するのか。現実社会で取り締まることができるのか。

    掘り下げて考えると哲学的な話になってきそうですが、VRの急拡大に伴ってセキュリティ技術の重要度が増していくのは間違いありません。

    今回取り上げた特許技術はいずれも直接的にVR内での犯罪行為を抑制するようなものではありません。

    しかしながら、眼生理的特徴を利用した検証はVR内でのセキュリティ対策のベースとなる可能性を秘めていると感じています。

    また、バーチャルコールセンターおよびSNS交友状況の通知技術はそれぞれVRシーンあるいはリアルにおける通報手段となり、トラブル対応を速やかに解決する手段として期待できます。

    その他にも、様々なセキュリティ技術をドッキングしていくことで、VR空間内で起こる犯罪を包括的に取り締まるVRポリスのような存在を生み出せる可能性があると思います。

    まさに、映画「マトリックス」で出てくるエージェントの様な存在ですね。VR空間で行動していると、VRポリスに出会う日が来るかもしれません!



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