芸能人・著名人が発明した特許

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芸能人・著名人が発明した特許

目次

INTRODUCTION

新型コロナウイルスの流行が終息をみせない中、在宅ワークなどの浸透により、これまでよりも自宅でテレビを観る機会が増えたという方も多いのではないでしょうか。

平時であれば、夜は職場から疲れて帰ってきて、そのままテレビも見ないという生活を送っていたサラリーマンも、最近はゴールデンタイムのドラマやバラエティを観るなど、自宅での時間をテレビ視聴という形で楽しむことが増えているようです。

テレビでよく見る芸能人をはじめとした著名人は、音楽や美術、文学といった著作物からなる知的財産を常に生み出しているわけですが、その活動において、技術的な成果物、つまり『発明』という知的財産を生み出すこともあります。そしてそれらの発明は、特許出願から特許庁での審査を経て、最終的に特許権として認められることもあるのです。

そこで、今回は芸能人・著名人の持っている特許について、その一部を解説していきます。

秋元康考案の疑似恋愛シミュレーション!?

ほろ苦さを味わえる恋愛ゲーム

ほろ苦さを味わえる恋愛ゲーム

ビデオゲームの人気ジャンルの一つとして、いわゆる「恋愛ゲーム」は古くから根強い人気を得てきました。恋愛ゲームは、恋愛を擬似的に体験することを意図したものですが、典型的な恋愛シミュレーションゲームと呼ばれるジャンルでは、プレイヤーはゲームの主人公(多くの場合、若い男性)を操って、様々なイベントをこなしていき、次々と登場する異性キャラクタの好感度(人気パラメータ)を上昇させていくことで、結果として恋愛を成就させることを目的としています。

ところで、従来の恋愛ゲームでは、異性キャラの誰からでも「告白される」などの恋愛成就ができれば、それでハッピーエンドとなるケースが多かったようです。しかし、実際の恋愛においては、誰でも良いから付き合えれば良い、というものではないですし、「本命」の異性との恋愛成就が最も望ましいのは当然のことですよね。また、実際の恋愛においては、本命じゃない異性から告白されるケースなどもあって、「告白を断る(つまり振る)」という局面も必要で、そのような本命を射止めるためのほろ苦い体験も、恋愛の重要な要素といえます。

そこで、プレイヤーはゲームを始める際に、「本命」を決めるものの、その他の異性キャラからの誘惑や、異性キャラ同士の妨害、好感度パラメータの異性キャラ間での相互作用といった要素を取り入れること、また、プレイヤーのキャラクタに「耐久度」を設定することによって、耐久度が低いときに本命でない異性キャラクタから告白された場合、断ることができずに、なし崩し的に相手の告白を受け入れてしまうという設定を取り入れることで、より実際の恋愛体験に近い、ほろ苦さを味わえるようにしたのです。実際の恋愛は、ハッピーエンドばかりじゃないよ、ということですね。

でも、ゲームに登場するような美しい異性から、次から次へと告白されるような、そんな体験はやはりゲームの中だけなのでしょうね…。

■従来の課題

ビデオゲームの人気ジャンルに疑似恋愛を楽しむことを目的とした「恋愛ゲーム」がある。

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利用規約

「+Vision利用規約」(以下「本規約」といいます)は、株式会社白紙とロック(以下「当社」といいます)が提供する電子情報サービス「+Vision」及びこれに関連するサービス(以下「本サービス」といいます)の利用条件を定めるものです。

本サービスは、+Vision配信サイト(以下「本サイト」といいます)を利用することで、情報配信会社(以下「情報サプライヤー」といいます)又は当社が提供するニュース、雑誌情報、動画等(以下、併せて「コンテンツ」といいます)を閲覧すること(以上、+Visionにおいて)、本サービスの会員(以下「会員」といいます)が、イベントへの参加申込み、イベントに関する議論、イベント動画の視聴、会員同士の連携などのサービスを受けることが可能です。

本規約において、「ユーザー」とは、本サービスの利用者をいい、本サービスを利用した時点から、本規約及び個人情報保護方針に同意したものとみなします。

第1条(適用の範囲)

  1. 本規約は、当社が運営する本サービス及びこれに付帯するサービスの利用に関する一切について適用されるものとします。
  2. 特定の会員に対してのみ適用されるサービス等については、当社が本サイト上で表示する各条件等が適用されるものとし、これらの表示を本規約の一部とみなして適用するものとします。

第2条(必要環境)

本サイトの利用又は本サービスを通じた第三者のサービス・コンテンツ・リソースの利用には、インターネットへの接続が必要になります。いずれも通信料金はユーザーの負担となります。

第3条(本サービスの利用)

  1. 本サービスは、本規約のほか、適用される法令等を遵守している者に限り、利用することができるものとします。未成年の方は、保護者(法定代理人)から本サービスを利用する許可を得ていることを表明し、保証したものとみなします。
  2. ユーザーはアカウントを作成し、会員登録する事で、本サービスを会員として利用することができるようになります。本サービスの会員には無料の範囲内で利用する会員(以下「無料会員」といいます)と有料会員(以下「有料会員」といいます)が存在し、会員の種類によって閲覧可能なコンテンツ等、利用可能な機能が異なります(以下、無料会員と有料会員を併せて「会員」といいます)。
  3. 当社は、ユーザーが以下の各号に該当すると判断した場合、事前の通知・催告等を経ることなく、アカウントの利用制限や削除、また本サービスへのアクセスを恒久的又は一時的に停止したり、ユーザーコンテンツ(定義は後述)を削除したりすることができるものとします。
    1. 本規約に違反した場合。
    2. 死亡した場合又は後見開始、補佐開始若しくは補助開始の審判を受けた場合。
    3. 過去に本サービスの利用を停止され、又は会員登録を取り消されたことがある場合。
    4. 暴力団、暴力団員、暴力団準構成員、総会屋、社会運動等標榜ゴロ、特殊知能暴力集団その他これに準じる反社会的勢力(以下「反社会的勢力等」といいます)であると判明した場合、又は資金提供その他の行為を通じて反社会的勢力等の維持、運営若しくは経営に協力若しくは関与する等反社会的勢力等との何らかの交流若しくは関与をしている場合。
    5. 上記各号の他、当社がアカウントの停止及びユーザーコンテンツの削除等が適切であると判断した場合。
  4. ユーザーは本サービスに会員登録するにあたり、以下の点を遵守するものとします。
    1. 虚偽の個人情報を提供したり、許可を得ることなく他人のアカウントを作成したりすることはできません。
    2. 個人用アカウントを複数作成することはできません。
    3. アカウントが当社によって停止された場合、当社の許可なく新たなアカウントを作成することはできません。
    4. アカウントの連絡先情報を、当社からのメールを必ず受け取ることができる状態に保つものとします。
    5. パスワードを共有したり、他人にアカウントへのアクセスを許可したり、その他、アカウントのセキュリティを脅かす恐れのある行為を行わないものとします。
    6. アカウントを他人に譲渡することはできません。
    7. アカウントのパスワードなどは、自己の責任において大切に保管し、機密を保持するものとします。ユーザーのアカウントが権限のない者により利用された形跡に気づいた場合、ただちに当社に通知するものとします。
  5. 当社は、会員のアカウントが当該会員以外の第三者によって利用された場合でも、当該会員による利用とみなすことができるものとします。
  6. 当社では、ユーザーの皆さまによりよい機能やサービスを提供することができるよう、日々革新を続けています。その目的を達成するために本サービスは、事前の通知等を経ることなく、変更され、機能追加され、本サービス又はその機能の提供が中止されることがあり、また本サービスの利用に新たな制約が課されることがあります。
  7. ユーザーは、本サービスより受け取る情報に広告が掲載される可能性やユーザーが登録した電子メールアドレスに当社及びユーザーがフォローした企業等からのお知らせや広告等が送信される可能性があることに同意した上で、本サービスを利用します。

第4条(有料会員の利用料金支払方法)

  1. 有料会員は、本サービスにかかる当社の定める利用料金を、下記各号のうち、当社が指定する方法によって支払うものとします。
  2. 当社の定める利用料金は変更されることがあります。当社が利用料金を変更する場合、当社は本サービス上において予め、変更後の利用料金及び利用料金変更の適用開始時期を会員が知り得る状態に置くものとします。なお、個々の有料会員に対する利用料金変更の効力は、利用料金変更の適用開始時期以降にはじめて到来する、次条に基づく有料会員の利用期間の更新時に利用料金の変更の効力が発生するものとします。
  3. 有料会員は、価格変更の効力発生後も本サービスを引き続き利用した場合には変更後の価格に同意したとみなされるものとし、有料会員が価格変更に同意しない場合、価格変更の発効より前に次条に従い解約することによって、価格変更を拒否することができます。
    1. Apple Inc.及びiTunes株式会社の定めるiTunes Store又はApp Storeでの決済手段
    2. Googleの定めるGoogle Walletでの決済手段
    3. クレジットカードを利用しての決済手段
    4. その他当社の定める決済手段

第5条(有料会員の利用期間及び登録更新)

  1. 有料会員の利用期間は、有料会員が選択した当社所定の期間とします。
  2. 有料会員の利用期間は、当該期間の満了までに有料会員登録が解約されない限り、当該満了時点において自動的に前項に定める期間と同一の期間で更新されます。
  3. 有料会員は、当社の定める方法により有料会員登録の解約の意思を示す方法により、有料会員登録を解約することができます。当社は、別途定めがない限り、有料会員及び第三者からの電子メール、電話、郵便、直接訪問等による解約手続きは一切行わないものとします。
  4. 前項に基づく有料会員登録の解約は、利用期間満了時(但し、利用期間が3年の場合は、利用期間開始日から1年未満に解約の意思表示を行った場合、利用開始後1年が経過した時、同開始日から1年以上2年未満に解約の意思表示を行った場合、利用開始後2年が経過した時、同開始日から2年以上3年未満に解約の意思表示を行った場合、利用期間満了時)においてその効力が発生するものとします。この場合、有料会員は無料会員として登録されることになります。
  5. 前項に基づく解約の効力発生日が有料会員の利用期間の途中であった場合、当社は、当該会員に対し、当社所定の返金を行うものとします。

第6条(本サービスの変更・停止・終了)

当社は、ユーザーへ事前に通知することなく、本サイト及び本サービスを変更、停止、終了すること、ならびにコンテンツ等を削除することができます。

第7条(ユーザーによる投稿等及びユーザーコンテンツの利用)

  1. 本サービスは、ユーザー自身がニュース、ブログ、雑誌、コメント等を投稿、表示、全世界にいる本サービスの他ユーザー及び第三者ソーシャルネットワーキングサービスへシェアする機会を提供しています。ユーザー自身が投稿、表示、シェアするすべてのニュース、ブログ、雑誌、コメント等、又はそれらに関連するものはすべて、本規約においては「ユーザーコンテンツ」といい、以下の条件に従うものとします。
  2. ユーザーコンテンツには多数の個人や組織が発信する情報、見解、意見、及び提言が含まれています。当社は、特定のユーザーの提言や意見についてそれを支持することはなく、また、ユーザーコンテンツの定期的な審査、編集は行いません。ユーザーは、ユーザーコンテンツを自らの判断と責任で閲覧、利用する事に同意します。
  3. ユーザーは、自身が本サービスに投稿したユーザーコンテンツにつき、第三者の権利を侵害せず、また法令等にも違反しないようにすることを保証します。これらの権利又は法令等には、知的財産権やプライバシー権を含みますが、これらに限定されません。
  4. 当社は、ユーザーの皆様に快適にご利用頂くため、ユーザーコンテンツが本規約に違反する場合や著しく経済・ビジネスと関連がない場合など、当社の判断によりユーザーコンテンツを削除することがあります。
  5. ユーザーコンテンツのうちコメントについては、本規約に違反しており、かつ権利侵害・誹謗中傷・いやがらせ等を受けた本人からの通報があった場合、原則として事前通告なく削除いたします。

第8条(著作権等)

  1. 本サービスに関わる著作権、商標権その他の一切の知的財産権及びその他の財産権はすべて、当社に帰属します。
  2. コンテンツに関わる著作権、商標権その他の一切の知的財産権及び財産権は、当社又は正当な権利を有する情報サプライヤーに帰属します。
  3. ユ-ザーコンテンツに関わる著作権、商標権その他の一切の知的財産権及びその他の財産権は、すべてユーザーコンテンツを投稿したユーザー又は当該ユーザーコンテンツの著作権がユーザー以外の第三者に帰属する場合には当該著作権者に帰属します。
  4. ユーザーは、当社及び当社から権利を承継し又は許諾された者に対して、ユーザーコンテンツの国内外における複製、公衆送信、頒布、翻訳・翻案等、著作権法上の権利(当社から第三者に対する再使用許諾権を含みます。)を、当該著作権の存続期間の満了日まで、無償で利用することを許諾したものとします。また、ユーザーは当社及び当社から権利を承継し又は許諾された者に対して著作者人格権を行使しないものとします。

第9条(禁止事項)

ユーザーは、本サービスの利用にあたり、以下の行為を自ら又は第三者を通じて行わないものとします。

    1. 本サイト、コンテンツ若しくはユーザー本人が権利を有しないユーザーコンテンツを、著作権法で認められた私的利用の範囲を超えて、複製、出版、公表、譲渡、公衆送信、改変その他の態様で利用する行為。
    2. 自動化された手段(情報収集ボット、ロボット、スパイダー、スクレーパーなど)を使用して、本サービスにアカウント登録したり、アクセスしたりする行為。
    3. 当社又は正当な権利を有する権利者の著作権、登録商標等の知的所有権を侵害する行為、又は侵害する恐れのある行為。
    4. 当社の通信設備、コンピューター、その他の機器及びソフトウェアに不正にアクセスし、又は、その利用若しくは運用に支障を与える行為又は与える恐れのある行為。
    5. 当社の明示的な書面承諾なくして、本サービス中のいかなる個別部分若しくは資料、当社及び本サービスの名前、いかなる当社の商標、ロゴ又はコンテンツ、いかなるページ若しくはページに含まれるフォームのレイアウト及びデザインを使用、表示、ミラー、フレーム又はフレーム技術を使用しエンクローズする行為。
    6. 商業目的などで不特定多数にコンテンツを閲覧させること又は不正な商用メッセージ(迷惑メールなど)を投稿する行為。
    7. 本サービスで、ピラミッド商法など、非合法なマルチ商法などを実施する行為。
    8. 本サービスで、特定の宗教団体や宗教活動へ勧誘する行為。
    9. ウイルス又はその他の悪質なコードをアップロードする行為。
    10. 他のユーザーのログイン情報を求め、他人のアカウントにアクセスする行為。
    11. 当社のソースコードの改変や派生物の作成、デコンパイル、その他の操作行為。
    12. 他のユーザーに対するいじめ、脅迫、嫌がらせに当たる行為。
    13. 差別的、脅迫的、又はわいせつ的な投稿や、暴力を誘発するような投稿、ヌード、露骨な、あるいは根拠のない暴力の描写が含まれる投稿をすること。
    14. アルコール関連、出会い目的、又はその他の成人向け投稿(広告を含む)をすること。
    15. 非合法な行為、誤解を招く行為、悪質な行為、差別的な行為。
    16. コンテンツ又はユーザーコンテンツを無断で転載・利用する行為
    17. 上記各号のほか、法令に違反する行為、本規約の違反を助長又は推奨する行為、本サービスの運営を妨害する行為、当社の信用を毀損し、若しくは当社の財産を侵害する行為、当社に不利益を与える行為、その他当社が本サービスの利用目的から鑑みて不適切と判断する行為。

第10条(個人情報の保護)

  1. 当社は、当社が取り扱う個人情報を、当社の定める個人情報保護方針(以下「当社個人情報保護方針」といいます。)に則り大切に取扱います。
  2. ユーザーは、当社個人情報保護方針を確認の上、これに記載されるユーザー情報の第三者提供につき同意するものとします。

第11条(免責)

  1. 当社は、ユーザーに対し、本サービスの一切の動作保証を行わず、いかなる責任も負いません。
  2. 本サービスの提供する情報の完全性、真実性、正確性、合法性等に当社は一切の責任を負いません。
  3. 当社は、本サービス及びコンテンツ並びにユーザーコンテンツが第三者の知的財産権その他の権利を侵害していないことを保証するものではありません。
  4. 本規約又は本サービスに起因する当社の合計損害賠償額は、ユーザーが過去1ヵ月間に当社に支払った金額を超えないものとします。ただし、当社の故意又は重大な過失によりユーザーが損害を被った場合はこの限りではありません。
  5. ユーザーは、Facebook等の外部サービス(以下「外部サービス」といいます)のサービス内容、運用の変更により、又は会員が外部サービスの全部若しくは一部を利用できなくなることにより、本サービスの全部又は一部の利用ができなくなる場合があることを予め了承するものとします。当社は外部サービスに関連して会員に発生した損害について、一切の責任を負わないものとします。
  6. 当社は、天災地変その他不可抗力(回線の輻輳、回線の障害、サーバーダウン等を含みますが、これらに限られません。)により生じた損失につき、何らの責任も負わないものとします。

第12条(外部サービスとの連携)

  1. ユーザーは、外部サービスとの連携機能を利用してログインする際に、当社がデータにアクセスすることについての許可を求められることがあり、かかる内容を確認の上、許可した場合に限り、当該連携機能を利用することができるものとします。
  2. 外部サービスのユーザーIDの登録・利用を含むすべての外部サービスの利用については、ユーザーは、外部サービスの運営者が規定する各規約の定めに従うものとします。
  3. 外部サービスを利用する場合、ユーザーは、自己の責任において当該サービスを利用するものとし、当社は、当該サービスを利用したことにより生じた損害、当該サービスの運営者・利用者等との間に生じたトラブルその他の当該サービスに関連する一切の事項について何らの責任も負わないものとします。

第13条(会員からの退会手続)

  1. 会員が退会を希望する場合は、当社所定の退会手続を行うものとします。
  2. 会員は、退会手続によっても自らの投稿したユーザーコンテンツが削除されない場合があることを予め承諾するものとします。
  3. 会員が退会手続を完了した場合、又は当社と会員との間の本規約に基づく契約が終了した場合であっても、第7条から第16条については、なお有効とします。
  4. 退会手続は会員マイページの「キャンセル」より会員の承諾を得て行うものとします。

第14条(本規約の変更)

  1. 当社は、一定の猶予期間を設けて変更後の本規約の効力発生日を定め、かつ、本規約を変更する旨及び変更後の本規約の内容並びにその効力発生日を事前に本サイト上への掲載、会員へのメールによる通知その他当社が適当と判断する方法で周知する方法により本規約の変更を行うことができるものとします。
  2. 当社は、変更後の本規約を本サイト上で公開します。ユーザーが本サービスを利用し又は前項に定める当社所定の期間が経過した場合には、ユーザーは変更後の利用規約に同意したものとみなします。

第15条(準拠法)

本規約は、日本法に準拠し、日本法に基づき解釈されます。

第16条(専属的合意管轄裁判所)

本規約に関する一切の紛争については、大阪地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

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ちょっとキモいけど画期的?なドクター中松の特許発明

お面にもなり、チラシにもなり、うちわにもなるビラが特許に!

お面にもなり、チラシにもなり、うちわにもなるビラが特許に!

誰でも子供の頃には、ヒーローのお面などをつけて遊んだことがあると思います。お面といえば縁日の屋台などで売られているものを想像されるかもしれませんが、節分などで鬼のお面をつけて怖い鬼の役をやるお父さんも多いのではないでしょうか。
しかし、このようなお面には、当たり前ですが「うちわ」として使う機能や宣伝機能がなく、また、宣伝広告目的で配布される「ビラ」がお面として使える、という機能もこれまではありませんでした。

そこで、お面の目の部分に穴をあけて、指を通せるようにすることでお面を「うちわ」として使えるようにし、さらにお面の裏に宣伝文等を書き込むことでチラシとしても使える工夫をしたものが特許出願され、最終的に特許が認められました。
このお面は紙やプラスチックなどで作られ、うちわとしても使えますが、選挙や商品宣伝等のチラシなど、様々なPR活動に活用できるとのことです。非常にシンプルな発明ですが、発想の転換でいままでにない製品が生まれ、特許権が得られるということに驚きを感じます。

■発明のポイント

<お面ビラ>

本発明は、お面としての機能だけでなく、うちわにもなり、チラシにもなり、宣伝、広告業に新たな媒体として使用可能なものです。

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「+Vision利用規約」(以下「本規約」といいます)は、株式会社白紙とロック(以下「当社」といいます)が提供する電子情報サービス「+Vision」及びこれに関連するサービス(以下「本サービス」といいます)の利用条件を定めるものです。

本サービスは、+Vision配信サイト(以下「本サイト」といいます)を利用することで、情報配信会社(以下「情報サプライヤー」といいます)又は当社が提供するニュース、雑誌情報、動画等(以下、併せて「コンテンツ」といいます)を閲覧すること(以上、+Visionにおいて)、本サービスの会員(以下「会員」といいます)が、イベントへの参加申込み、イベントに関する議論、イベント動画の視聴、会員同士の連携などのサービスを受けることが可能です。

本規約において、「ユーザー」とは、本サービスの利用者をいい、本サービスを利用した時点から、本規約及び個人情報保護方針に同意したものとみなします。

第1条(適用の範囲)

  1. 本規約は、当社が運営する本サービス及びこれに付帯するサービスの利用に関する一切について適用されるものとします。
  2. 特定の会員に対してのみ適用されるサービス等については、当社が本サイト上で表示する各条件等が適用されるものとし、これらの表示を本規約の一部とみなして適用するものとします。

第2条(必要環境)

本サイトの利用又は本サービスを通じた第三者のサービス・コンテンツ・リソースの利用には、インターネットへの接続が必要になります。いずれも通信料金はユーザーの負担となります。

第3条(本サービスの利用)

  1. 本サービスは、本規約のほか、適用される法令等を遵守している者に限り、利用することができるものとします。未成年の方は、保護者(法定代理人)から本サービスを利用する許可を得ていることを表明し、保証したものとみなします。
  2. ユーザーはアカウントを作成し、会員登録する事で、本サービスを会員として利用することができるようになります。本サービスの会員には無料の範囲内で利用する会員(以下「無料会員」といいます)と有料会員(以下「有料会員」といいます)が存在し、会員の種類によって閲覧可能なコンテンツ等、利用可能な機能が異なります(以下、無料会員と有料会員を併せて「会員」といいます)。
  3. 当社は、ユーザーが以下の各号に該当すると判断した場合、事前の通知・催告等を経ることなく、アカウントの利用制限や削除、また本サービスへのアクセスを恒久的又は一時的に停止したり、ユーザーコンテンツ(定義は後述)を削除したりすることができるものとします。
    1. 本規約に違反した場合。
    2. 死亡した場合又は後見開始、補佐開始若しくは補助開始の審判を受けた場合。
    3. 過去に本サービスの利用を停止され、又は会員登録を取り消されたことがある場合。
    4. 暴力団、暴力団員、暴力団準構成員、総会屋、社会運動等標榜ゴロ、特殊知能暴力集団その他これに準じる反社会的勢力(以下「反社会的勢力等」といいます)であると判明した場合、又は資金提供その他の行為を通じて反社会的勢力等の維持、運営若しくは経営に協力若しくは関与する等反社会的勢力等との何らかの交流若しくは関与をしている場合。
    5. 上記各号の他、当社がアカウントの停止及びユーザーコンテンツの削除等が適切であると判断した場合。
  4. ユーザーは本サービスに会員登録するにあたり、以下の点を遵守するものとします。
    1. 虚偽の個人情報を提供したり、許可を得ることなく他人のアカウントを作成したりすることはできません。
    2. 個人用アカウントを複数作成することはできません。
    3. アカウントが当社によって停止された場合、当社の許可なく新たなアカウントを作成することはできません。
    4. アカウントの連絡先情報を、当社からのメールを必ず受け取ることができる状態に保つものとします。
    5. パスワードを共有したり、他人にアカウントへのアクセスを許可したり、その他、アカウントのセキュリティを脅かす恐れのある行為を行わないものとします。
    6. アカウントを他人に譲渡することはできません。
    7. アカウントのパスワードなどは、自己の責任において大切に保管し、機密を保持するものとします。ユーザーのアカウントが権限のない者により利用された形跡に気づいた場合、ただちに当社に通知するものとします。
  5. 当社は、会員のアカウントが当該会員以外の第三者によって利用された場合でも、当該会員による利用とみなすことができるものとします。
  6. 当社では、ユーザーの皆さまによりよい機能やサービスを提供することができるよう、日々革新を続けています。その目的を達成するために本サービスは、事前の通知等を経ることなく、変更され、機能追加され、本サービス又はその機能の提供が中止されることがあり、また本サービスの利用に新たな制約が課されることがあります。
  7. ユーザーは、本サービスより受け取る情報に広告が掲載される可能性やユーザーが登録した電子メールアドレスに当社及びユーザーがフォローした企業等からのお知らせや広告等が送信される可能性があることに同意した上で、本サービスを利用します。

第4条(有料会員の利用料金支払方法)

  1. 有料会員は、本サービスにかかる当社の定める利用料金を、下記各号のうち、当社が指定する方法によって支払うものとします。
  2. 当社の定める利用料金は変更されることがあります。当社が利用料金を変更する場合、当社は本サービス上において予め、変更後の利用料金及び利用料金変更の適用開始時期を会員が知り得る状態に置くものとします。なお、個々の有料会員に対する利用料金変更の効力は、利用料金変更の適用開始時期以降にはじめて到来する、次条に基づく有料会員の利用期間の更新時に利用料金の変更の効力が発生するものとします。
  3. 有料会員は、価格変更の効力発生後も本サービスを引き続き利用した場合には変更後の価格に同意したとみなされるものとし、有料会員が価格変更に同意しない場合、価格変更の発効より前に次条に従い解約することによって、価格変更を拒否することができます。
    1. Apple Inc.及びiTunes株式会社の定めるiTunes Store又はApp Storeでの決済手段
    2. Googleの定めるGoogle Walletでの決済手段
    3. クレジットカードを利用しての決済手段
    4. その他当社の定める決済手段

第5条(有料会員の利用期間及び登録更新)

  1. 有料会員の利用期間は、有料会員が選択した当社所定の期間とします。
  2. 有料会員の利用期間は、当該期間の満了までに有料会員登録が解約されない限り、当該満了時点において自動的に前項に定める期間と同一の期間で更新されます。
  3. 有料会員は、当社の定める方法により有料会員登録の解約の意思を示す方法により、有料会員登録を解約することができます。当社は、別途定めがない限り、有料会員及び第三者からの電子メール、電話、郵便、直接訪問等による解約手続きは一切行わないものとします。
  4. 前項に基づく有料会員登録の解約は、利用期間満了時(但し、利用期間が3年の場合は、利用期間開始日から1年未満に解約の意思表示を行った場合、利用開始後1年が経過した時、同開始日から1年以上2年未満に解約の意思表示を行った場合、利用開始後2年が経過した時、同開始日から2年以上3年未満に解約の意思表示を行った場合、利用期間満了時)においてその効力が発生するものとします。この場合、有料会員は無料会員として登録されることになります。
  5. 前項に基づく解約の効力発生日が有料会員の利用期間の途中であった場合、当社は、当該会員に対し、当社所定の返金を行うものとします。

第6条(本サービスの変更・停止・終了)

当社は、ユーザーへ事前に通知することなく、本サイト及び本サービスを変更、停止、終了すること、ならびにコンテンツ等を削除することができます。

第7条(ユーザーによる投稿等及びユーザーコンテンツの利用)

  1. 本サービスは、ユーザー自身がニュース、ブログ、雑誌、コメント等を投稿、表示、全世界にいる本サービスの他ユーザー及び第三者ソーシャルネットワーキングサービスへシェアする機会を提供しています。ユーザー自身が投稿、表示、シェアするすべてのニュース、ブログ、雑誌、コメント等、又はそれらに関連するものはすべて、本規約においては「ユーザーコンテンツ」といい、以下の条件に従うものとします。
  2. ユーザーコンテンツには多数の個人や組織が発信する情報、見解、意見、及び提言が含まれています。当社は、特定のユーザーの提言や意見についてそれを支持することはなく、また、ユーザーコンテンツの定期的な審査、編集は行いません。ユーザーは、ユーザーコンテンツを自らの判断と責任で閲覧、利用する事に同意します。
  3. ユーザーは、自身が本サービスに投稿したユーザーコンテンツにつき、第三者の権利を侵害せず、また法令等にも違反しないようにすることを保証します。これらの権利又は法令等には、知的財産権やプライバシー権を含みますが、これらに限定されません。
  4. 当社は、ユーザーの皆様に快適にご利用頂くため、ユーザーコンテンツが本規約に違反する場合や著しく経済・ビジネスと関連がない場合など、当社の判断によりユーザーコンテンツを削除することがあります。
  5. ユーザーコンテンツのうちコメントについては、本規約に違反しており、かつ権利侵害・誹謗中傷・いやがらせ等を受けた本人からの通報があった場合、原則として事前通告なく削除いたします。

第8条(著作権等)

  1. 本サービスに関わる著作権、商標権その他の一切の知的財産権及びその他の財産権はすべて、当社に帰属します。
  2. コンテンツに関わる著作権、商標権その他の一切の知的財産権及び財産権は、当社又は正当な権利を有する情報サプライヤーに帰属します。
  3. ユ-ザーコンテンツに関わる著作権、商標権その他の一切の知的財産権及びその他の財産権は、すべてユーザーコンテンツを投稿したユーザー又は当該ユーザーコンテンツの著作権がユーザー以外の第三者に帰属する場合には当該著作権者に帰属します。
  4. ユーザーは、当社及び当社から権利を承継し又は許諾された者に対して、ユーザーコンテンツの国内外における複製、公衆送信、頒布、翻訳・翻案等、著作権法上の権利(当社から第三者に対する再使用許諾権を含みます。)を、当該著作権の存続期間の満了日まで、無償で利用することを許諾したものとします。また、ユーザーは当社及び当社から権利を承継し又は許諾された者に対して著作者人格権を行使しないものとします。

第9条(禁止事項)

ユーザーは、本サービスの利用にあたり、以下の行為を自ら又は第三者を通じて行わないものとします。

    1. 本サイト、コンテンツ若しくはユーザー本人が権利を有しないユーザーコンテンツを、著作権法で認められた私的利用の範囲を超えて、複製、出版、公表、譲渡、公衆送信、改変その他の態様で利用する行為。
    2. 自動化された手段(情報収集ボット、ロボット、スパイダー、スクレーパーなど)を使用して、本サービスにアカウント登録したり、アクセスしたりする行為。
    3. 当社又は正当な権利を有する権利者の著作権、登録商標等の知的所有権を侵害する行為、又は侵害する恐れのある行為。
    4. 当社の通信設備、コンピューター、その他の機器及びソフトウェアに不正にアクセスし、又は、その利用若しくは運用に支障を与える行為又は与える恐れのある行為。
    5. 当社の明示的な書面承諾なくして、本サービス中のいかなる個別部分若しくは資料、当社及び本サービスの名前、いかなる当社の商標、ロゴ又はコンテンツ、いかなるページ若しくはページに含まれるフォームのレイアウト及びデザインを使用、表示、ミラー、フレーム又はフレーム技術を使用しエンクローズする行為。
    6. 商業目的などで不特定多数にコンテンツを閲覧させること又は不正な商用メッセージ(迷惑メールなど)を投稿する行為。
    7. 本サービスで、ピラミッド商法など、非合法なマルチ商法などを実施する行為。
    8. 本サービスで、特定の宗教団体や宗教活動へ勧誘する行為。
    9. ウイルス又はその他の悪質なコードをアップロードする行為。
    10. 他のユーザーのログイン情報を求め、他人のアカウントにアクセスする行為。
    11. 当社のソースコードの改変や派生物の作成、デコンパイル、その他の操作行為。
    12. 他のユーザーに対するいじめ、脅迫、嫌がらせに当たる行為。
    13. 差別的、脅迫的、又はわいせつ的な投稿や、暴力を誘発するような投稿、ヌード、露骨な、あるいは根拠のない暴力の描写が含まれる投稿をすること。
    14. アルコール関連、出会い目的、又はその他の成人向け投稿(広告を含む)をすること。
    15. 非合法な行為、誤解を招く行為、悪質な行為、差別的な行為。
    16. コンテンツ又はユーザーコンテンツを無断で転載・利用する行為
    17. 上記各号のほか、法令に違反する行為、本規約の違反を助長又は推奨する行為、本サービスの運営を妨害する行為、当社の信用を毀損し、若しくは当社の財産を侵害する行為、当社に不利益を与える行為、その他当社が本サービスの利用目的から鑑みて不適切と判断する行為。

第10条(個人情報の保護)

  1. 当社は、当社が取り扱う個人情報を、当社の定める個人情報保護方針(以下「当社個人情報保護方針」といいます。)に則り大切に取扱います。
  2. ユーザーは、当社個人情報保護方針を確認の上、これに記載されるユーザー情報の第三者提供につき同意するものとします。

第11条(免責)

  1. 当社は、ユーザーに対し、本サービスの一切の動作保証を行わず、いかなる責任も負いません。
  2. 本サービスの提供する情報の完全性、真実性、正確性、合法性等に当社は一切の責任を負いません。
  3. 当社は、本サービス及びコンテンツ並びにユーザーコンテンツが第三者の知的財産権その他の権利を侵害していないことを保証するものではありません。
  4. 本規約又は本サービスに起因する当社の合計損害賠償額は、ユーザーが過去1ヵ月間に当社に支払った金額を超えないものとします。ただし、当社の故意又は重大な過失によりユーザーが損害を被った場合はこの限りではありません。
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  6. 当社は、天災地変その他不可抗力(回線の輻輳、回線の障害、サーバーダウン等を含みますが、これらに限られません。)により生じた損失につき、何らの責任も負わないものとします。

第12条(外部サービスとの連携)

  1. ユーザーは、外部サービスとの連携機能を利用してログインする際に、当社がデータにアクセスすることについての許可を求められることがあり、かかる内容を確認の上、許可した場合に限り、当該連携機能を利用することができるものとします。
  2. 外部サービスのユーザーIDの登録・利用を含むすべての外部サービスの利用については、ユーザーは、外部サービスの運営者が規定する各規約の定めに従うものとします。
  3. 外部サービスを利用する場合、ユーザーは、自己の責任において当該サービスを利用するものとし、当社は、当該サービスを利用したことにより生じた損害、当該サービスの運営者・利用者等との間に生じたトラブルその他の当該サービスに関連する一切の事項について何らの責任も負わないものとします。

第13条(会員からの退会手続)

  1. 会員が退会を希望する場合は、当社所定の退会手続を行うものとします。
  2. 会員は、退会手続によっても自らの投稿したユーザーコンテンツが削除されない場合があることを予め承諾するものとします。
  3. 会員が退会手続を完了した場合、又は当社と会員との間の本規約に基づく契約が終了した場合であっても、第7条から第16条については、なお有効とします。
  4. 退会手続は会員マイページの「キャンセル」より会員の承諾を得て行うものとします。

第14条(本規約の変更)

  1. 当社は、一定の猶予期間を設けて変更後の本規約の効力発生日を定め、かつ、本規約を変更する旨及び変更後の本規約の内容並びにその効力発生日を事前に本サイト上への掲載、会員へのメールによる通知その他当社が適当と判断する方法で周知する方法により本規約の変更を行うことができるものとします。
  2. 当社は、変更後の本規約を本サイト上で公開します。ユーザーが本サービスを利用し又は前項に定める当社所定の期間が経過した場合には、ユーザーは変更後の利用規約に同意したものとみなします。

第15条(準拠法)

本規約は、日本法に準拠し、日本法に基づき解釈されます。

第16条(専属的合意管轄裁判所)

本規約に関する一切の紛争については、大阪地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

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ロバートの秋山氏が発明した「あの小道具」が特許に!

単純だけど意外性のあるお笑い小道具

単純だけど意外性のあるお笑い小道具

ロバートといえば人気のお笑いトリオですが、そのメンバーである秋山氏が発明し、ロバートの代表的なネタで使われるTシャツの小道具について紹介します。この特許出願、一旦は特許庁の審査で拒絶査定となったものの、拒絶査定不服審判の審理で拒絶査定を覆し、特許権を取得したという苦難の特許です。
さて、お笑いに限らず、舞台等において、自分の顔を瞬時に別人の顔等に変えることで観衆を楽しませるという芸は、古くから行われてきました。こうした芸において、従来は他人の顔等をかたどった絵や写真等から作成したお面を用意しておき、これを予め手に持っておくとか、近くにおいておくなどして、必要なときに取り出すようにしていました。 しかし、お面のような小道具を手にすることなく、顔を変化させることができれば、観衆に更なる意外性を感じさせ、より一層の面白さを感じさせることができると考えられます。

そこで、Tシャツなどのプルオーバー型の上着の前身頃の裏地に人物の顔をかたどった像が上着の上下方向に対して倒立状態で設けられ、前身頃の表地には、裏地に描かれている像の有する目の位置を示す目印が付けられ、この目印は像の目の並び方向に延び、かつ、像の目の並びの位置と合致した位置に設けられ、目印の両端はそれぞれ像の輪郭と対応する位置にあるようにしました。

そして、このような仕掛けが施されたTシャツを着て観衆の前に現れ、Tシャツを脱ぐ動作をすることで、裏地に施された像がちょうど着用者の顔に相当する位置に現れ、瞬時に顔を別人の顔に切り替えることができるというわけです。さらに、この動作は単にTシャツを脱ぐ動作であるため、観衆はシャツを脱いで胴部が露出されるという結果は予測できるものの、顔が変わるという効果は予測することができないため、より一層の面白さを味わうことができるというわけです。

このようなお笑いの小道具であっても、「新しい技術」として着目し、新規性や進歩性等の特許要件を満たすことで、特許権を取得することができるということなのですね。

■従来の課題

お笑い芸人は、自分の顔を瞬時に別人の顔等に変えることで観衆を笑わせたり驚かせたりする芸を披露する場合があります。

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  4. ユーザーは本サービスに会員登録するにあたり、以下の点を遵守するものとします。
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第4条(有料会員の利用料金支払方法)

  1. 有料会員は、本サービスにかかる当社の定める利用料金を、下記各号のうち、当社が指定する方法によって支払うものとします。
  2. 当社の定める利用料金は変更されることがあります。当社が利用料金を変更する場合、当社は本サービス上において予め、変更後の利用料金及び利用料金変更の適用開始時期を会員が知り得る状態に置くものとします。なお、個々の有料会員に対する利用料金変更の効力は、利用料金変更の適用開始時期以降にはじめて到来する、次条に基づく有料会員の利用期間の更新時に利用料金の変更の効力が発生するものとします。
  3. 有料会員は、価格変更の効力発生後も本サービスを引き続き利用した場合には変更後の価格に同意したとみなされるものとし、有料会員が価格変更に同意しない場合、価格変更の発効より前に次条に従い解約することによって、価格変更を拒否することができます。
    1. Apple Inc.及びiTunes株式会社の定めるiTunes Store又はApp Storeでの決済手段
    2. Googleの定めるGoogle Walletでの決済手段
    3. クレジットカードを利用しての決済手段
    4. その他当社の定める決済手段

第5条(有料会員の利用期間及び登録更新)

  1. 有料会員の利用期間は、有料会員が選択した当社所定の期間とします。
  2. 有料会員の利用期間は、当該期間の満了までに有料会員登録が解約されない限り、当該満了時点において自動的に前項に定める期間と同一の期間で更新されます。
  3. 有料会員は、当社の定める方法により有料会員登録の解約の意思を示す方法により、有料会員登録を解約することができます。当社は、別途定めがない限り、有料会員及び第三者からの電子メール、電話、郵便、直接訪問等による解約手続きは一切行わないものとします。
  4. 前項に基づく有料会員登録の解約は、利用期間満了時(但し、利用期間が3年の場合は、利用期間開始日から1年未満に解約の意思表示を行った場合、利用開始後1年が経過した時、同開始日から1年以上2年未満に解約の意思表示を行った場合、利用開始後2年が経過した時、同開始日から2年以上3年未満に解約の意思表示を行った場合、利用期間満了時)においてその効力が発生するものとします。この場合、有料会員は無料会員として登録されることになります。
  5. 前項に基づく解約の効力発生日が有料会員の利用期間の途中であった場合、当社は、当該会員に対し、当社所定の返金を行うものとします。

第6条(本サービスの変更・停止・終了)

当社は、ユーザーへ事前に通知することなく、本サイト及び本サービスを変更、停止、終了すること、ならびにコンテンツ等を削除することができます。

第7条(ユーザーによる投稿等及びユーザーコンテンツの利用)

  1. 本サービスは、ユーザー自身がニュース、ブログ、雑誌、コメント等を投稿、表示、全世界にいる本サービスの他ユーザー及び第三者ソーシャルネットワーキングサービスへシェアする機会を提供しています。ユーザー自身が投稿、表示、シェアするすべてのニュース、ブログ、雑誌、コメント等、又はそれらに関連するものはすべて、本規約においては「ユーザーコンテンツ」といい、以下の条件に従うものとします。
  2. ユーザーコンテンツには多数の個人や組織が発信する情報、見解、意見、及び提言が含まれています。当社は、特定のユーザーの提言や意見についてそれを支持することはなく、また、ユーザーコンテンツの定期的な審査、編集は行いません。ユーザーは、ユーザーコンテンツを自らの判断と責任で閲覧、利用する事に同意します。
  3. ユーザーは、自身が本サービスに投稿したユーザーコンテンツにつき、第三者の権利を侵害せず、また法令等にも違反しないようにすることを保証します。これらの権利又は法令等には、知的財産権やプライバシー権を含みますが、これらに限定されません。
  4. 当社は、ユーザーの皆様に快適にご利用頂くため、ユーザーコンテンツが本規約に違反する場合や著しく経済・ビジネスと関連がない場合など、当社の判断によりユーザーコンテンツを削除することがあります。
  5. ユーザーコンテンツのうちコメントについては、本規約に違反しており、かつ権利侵害・誹謗中傷・いやがらせ等を受けた本人からの通報があった場合、原則として事前通告なく削除いたします。

第8条(著作権等)

  1. 本サービスに関わる著作権、商標権その他の一切の知的財産権及びその他の財産権はすべて、当社に帰属します。
  2. コンテンツに関わる著作権、商標権その他の一切の知的財産権及び財産権は、当社又は正当な権利を有する情報サプライヤーに帰属します。
  3. ユ-ザーコンテンツに関わる著作権、商標権その他の一切の知的財産権及びその他の財産権は、すべてユーザーコンテンツを投稿したユーザー又は当該ユーザーコンテンツの著作権がユーザー以外の第三者に帰属する場合には当該著作権者に帰属します。
  4. ユーザーは、当社及び当社から権利を承継し又は許諾された者に対して、ユーザーコンテンツの国内外における複製、公衆送信、頒布、翻訳・翻案等、著作権法上の権利(当社から第三者に対する再使用許諾権を含みます。)を、当該著作権の存続期間の満了日まで、無償で利用することを許諾したものとします。また、ユーザーは当社及び当社から権利を承継し又は許諾された者に対して著作者人格権を行使しないものとします。

第9条(禁止事項)

ユーザーは、本サービスの利用にあたり、以下の行為を自ら又は第三者を通じて行わないものとします。

    1. 本サイト、コンテンツ若しくはユーザー本人が権利を有しないユーザーコンテンツを、著作権法で認められた私的利用の範囲を超えて、複製、出版、公表、譲渡、公衆送信、改変その他の態様で利用する行為。
    2. 自動化された手段(情報収集ボット、ロボット、スパイダー、スクレーパーなど)を使用して、本サービスにアカウント登録したり、アクセスしたりする行為。
    3. 当社又は正当な権利を有する権利者の著作権、登録商標等の知的所有権を侵害する行為、又は侵害する恐れのある行為。
    4. 当社の通信設備、コンピューター、その他の機器及びソフトウェアに不正にアクセスし、又は、その利用若しくは運用に支障を与える行為又は与える恐れのある行為。
    5. 当社の明示的な書面承諾なくして、本サービス中のいかなる個別部分若しくは資料、当社及び本サービスの名前、いかなる当社の商標、ロゴ又はコンテンツ、いかなるページ若しくはページに含まれるフォームのレイアウト及びデザインを使用、表示、ミラー、フレーム又はフレーム技術を使用しエンクローズする行為。
    6. 商業目的などで不特定多数にコンテンツを閲覧させること又は不正な商用メッセージ(迷惑メールなど)を投稿する行為。
    7. 本サービスで、ピラミッド商法など、非合法なマルチ商法などを実施する行為。
    8. 本サービスで、特定の宗教団体や宗教活動へ勧誘する行為。
    9. ウイルス又はその他の悪質なコードをアップロードする行為。
    10. 他のユーザーのログイン情報を求め、他人のアカウントにアクセスする行為。
    11. 当社のソースコードの改変や派生物の作成、デコンパイル、その他の操作行為。
    12. 他のユーザーに対するいじめ、脅迫、嫌がらせに当たる行為。
    13. 差別的、脅迫的、又はわいせつ的な投稿や、暴力を誘発するような投稿、ヌード、露骨な、あるいは根拠のない暴力の描写が含まれる投稿をすること。
    14. アルコール関連、出会い目的、又はその他の成人向け投稿(広告を含む)をすること。
    15. 非合法な行為、誤解を招く行為、悪質な行為、差別的な行為。
    16. コンテンツ又はユーザーコンテンツを無断で転載・利用する行為
    17. 上記各号のほか、法令に違反する行為、本規約の違反を助長又は推奨する行為、本サービスの運営を妨害する行為、当社の信用を毀損し、若しくは当社の財産を侵害する行為、当社に不利益を与える行為、その他当社が本サービスの利用目的から鑑みて不適切と判断する行為。

第10条(個人情報の保護)

  1. 当社は、当社が取り扱う個人情報を、当社の定める個人情報保護方針(以下「当社個人情報保護方針」といいます。)に則り大切に取扱います。
  2. ユーザーは、当社個人情報保護方針を確認の上、これに記載されるユーザー情報の第三者提供につき同意するものとします。

第11条(免責)

  1. 当社は、ユーザーに対し、本サービスの一切の動作保証を行わず、いかなる責任も負いません。
  2. 本サービスの提供する情報の完全性、真実性、正確性、合法性等に当社は一切の責任を負いません。
  3. 当社は、本サービス及びコンテンツ並びにユーザーコンテンツが第三者の知的財産権その他の権利を侵害していないことを保証するものではありません。
  4. 本規約又は本サービスに起因する当社の合計損害賠償額は、ユーザーが過去1ヵ月間に当社に支払った金額を超えないものとします。ただし、当社の故意又は重大な過失によりユーザーが損害を被った場合はこの限りではありません。
  5. ユーザーは、Facebook等の外部サービス(以下「外部サービス」といいます)のサービス内容、運用の変更により、又は会員が外部サービスの全部若しくは一部を利用できなくなることにより、本サービスの全部又は一部の利用ができなくなる場合があることを予め了承するものとします。当社は外部サービスに関連して会員に発生した損害について、一切の責任を負わないものとします。
  6. 当社は、天災地変その他不可抗力(回線の輻輳、回線の障害、サーバーダウン等を含みますが、これらに限られません。)により生じた損失につき、何らの責任も負わないものとします。

第12条(外部サービスとの連携)

  1. ユーザーは、外部サービスとの連携機能を利用してログインする際に、当社がデータにアクセスすることについての許可を求められることがあり、かかる内容を確認の上、許可した場合に限り、当該連携機能を利用することができるものとします。
  2. 外部サービスのユーザーIDの登録・利用を含むすべての外部サービスの利用については、ユーザーは、外部サービスの運営者が規定する各規約の定めに従うものとします。
  3. 外部サービスを利用する場合、ユーザーは、自己の責任において当該サービスを利用するものとし、当社は、当該サービスを利用したことにより生じた損害、当該サービスの運営者・利用者等との間に生じたトラブルその他の当該サービスに関連する一切の事項について何らの責任も負わないものとします。

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  1. 会員が退会を希望する場合は、当社所定の退会手続を行うものとします。
  2. 会員は、退会手続によっても自らの投稿したユーザーコンテンツが削除されない場合があることを予め承諾するものとします。
  3. 会員が退会手続を完了した場合、又は当社と会員との間の本規約に基づく契約が終了した場合であっても、第7条から第16条については、なお有効とします。
  4. 退会手続は会員マイページの「キャンセル」より会員の承諾を得て行うものとします。

第14条(本規約の変更)

  1. 当社は、一定の猶予期間を設けて変更後の本規約の効力発生日を定め、かつ、本規約を変更する旨及び変更後の本規約の内容並びにその効力発生日を事前に本サイト上への掲載、会員へのメールによる通知その他当社が適当と判断する方法で周知する方法により本規約の変更を行うことができるものとします。
  2. 当社は、変更後の本規約を本サイト上で公開します。ユーザーが本サービスを利用し又は前項に定める当社所定の期間が経過した場合には、ユーザーは変更後の利用規約に同意したものとみなします。

第15条(準拠法)

本規約は、日本法に準拠し、日本法に基づき解釈されます。

第16条(専属的合意管轄裁判所)

本規約に関する一切の紛争については、大阪地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

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INTERVIEW

ライター

中尾さとみ


経歴
高校時代アメリカへ留学、カリフォルニア州の公立高校卒業。
帰国後、短期大学に進学し、アーチェリー部所属。卒業後、都市銀行に就職。
結婚後、ブラジルのサンパウロに数年滞在。
帰国後、広告代理店にて飛び込み営業、パソコンスクールにて受付事務、レストランにて調理補助、ショッピングモール運営会社にて営業事務などを経験。
子育てが一段落後に発明学会に入会。現在、主婦。
入会から2年後に発明品が商品化。

——特許の概要 (商品説明、特許の活用方法など)をお聞かせください。

まだ出願中で公開されていませんが、商品名は【災害用簡易安眠ハウス】、災害時に避難所で使用する段ボール製簡易就寝用品。
就寝時にボックス部分が頭部を覆う形になり、下に敷く就寝シートと組み合わせて使用します。

ボックス部分に頭部から胸元が囲まれて、遮光、防塵、防寒などの効果により、安眠しやすくなります。また寝顔を他者に見られる心配は無く、プライバシーが守られます。

感染症が流行していますが、頭部を囲まれることで、飛沫感染を防ぎやすい形になっています。
ボックス内では、マスクを外すことも出来るので、快適に過ごすことができます。
付属の就寝シートを敷くことで、硬い床の上でも安心して眠れます。
組み立ては60秒で出来るような簡単なものなので、スタッフは配るだけで、避難者自らが組み立ててすぐに使えて大変便利です。

整然と並べられるので、ソーシャルディスタンスを容易に保てます。
保管時は約5センチと薄型なので、災害に備えて大量保管に適しています。
段ボールを使用しているのでリサイクルが可能、また手ごろな価格設定となっています。

日本は現在でも雑魚寝が主流の避難所生活を余儀なくされており、他の先進国から大きく遅れています。実際に避難した方から避難所は雑魚寝による様々な問題があり、ストレスが多く、とても安眠出来る環境ではないと聞いています。 この商品を使うことで、これまで困っていたこと(寝るときに頭上のライトが眩しい、埃が舞う、寒い、周りが気になる、プライバシーが無いなど)の問題点を解決し、健康維持に必要な安眠がしやすくなると思います。ぜひ全国の避難所で活用して頂きたいです。

——アイデアのきっかけとなったエピソードをできるだけ具体的にお聞かせください。
きっかけは、今から20年以上も前の話。旅行先のホテルで幼い子供を先に寝かせた時のこと。
部屋を暗くして寝かせた後、そのまま暗い部屋で過ごすことがとても不便でした。眠っている子供の頭だけを囲って暗く出来たら、大人は普通に過ごせて便利なのに、と思いました。

その後かなりの年数が経ちましたが、そのような商品を見かけることはなかったので、発明学会のコンクールに応募し、発明学校で発表しました。その際、災害用に使えたら良いのではないかとのアドバイスを頂き、避難所用に特化して考えました。

当初はワイヤーを組み、そこに布地を縫い付けてドーム型で作っていましたが、災害用にと徐々に形を変化させながら試作を繰り返しました。備蓄を考えて薄型折り畳み、簡単組み立て、頑丈、量産できることなどを考えたら、材料は段ボールが一番適していることに気付きました。形も、当初のドーム型から、四角い箱型へと進化を遂げてとてもシンプルな形になりました。

——日頃の考え方やモノゴトに取り組む姿勢など、自分のどのような部分がアイデア発案につながったと思われますか?
普通に生活をしていて不便だと思うことを、どうしたら改善できるのかと考えることでアイデアが浮かびます。仕事、家事、趣味など様々な経験をすることで、よりアイデア発案の機会は広がると思っています。

——アイデアの実現(開発)に関して、一番大変だったことはどんなことですか?どうやって乗り越えていったかなどエピソードもお聞かせください。
災害時のテレビ中継に、各地の避難所で人々が雑魚寝をしている姿が映し出されるのを目の当たりにして、早く普及させて、雑魚寝はもうやめて貰いたいという思いに駆られました。

コンクールに応募したものの商品化には至らなかったので、早く商品化を実現したいと思い、発明学会に相談しました。その時に、同じような商品を販売している会社を探して、提案をしてみたらとのアドバイスを頂きました。そこで、災害用品を製造販売している会社を探して、その会社の方針を調べて、アイデアに共感してくれそうな会社に問い合わせをしてみることにしました。出来れば実際に訪問をしてご提案をしたかったのですが、コロナ禍でしたので、先ずはお電話をかけてご担当者の方に打診をしてみました。

会社により個人のアイデアを商品化契約しないところもあると思いますが、良いアイデアがあれば検討してくれるところもあるはずと希望を持っていました。

商品化を決めてくださった奈良県の株式会社タカオカのご担当の方は、以前被災地に出向きボランティアや商品の寄付をされており、すぐに私の熱い思いに共感してくださりました。
何度かお話をしていくうちに、サンプルを作成してくださることになりました。送って頂いたサンプルの大きさや段ボールの厚みなどをお話合いしながら、商品化に向けてご相談をさせていただきました。
本来こちらから出向くところですが、コロナが流行していたことと遠方ということ、先方のご厚意もあり、全て電話とメールでやり取りをさせていただきました。コロナ禍ゆえの、とても特殊なケースだったと思います。

株式会社タカオカのご担当者の方に、初めてご連絡をしてから商品化決定まで2週間と驚くほど、早い決断をしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
商品化の契約において、発明学会のサポートがなければ個人では何も分からず難しかったと思います。契約後も、随時サポートをして頂いており、とても心強く感じています。

——新しいモノゴトを生みだすためのアドバイスをするとしたら、一番大切なことはどのようなことだと伝えますか?
最初は、自分が不便だと思う出来ごとがきっかけで、アイデアを思いつきました。 そのアイデアが、人や世の中のためになることを考えることが一番大切なのだと思うようになりました。

——企画のスタートから特許取得に至るまで、どれくらいの期間がかかると想定されていましたか?また、実際にはどれくらいの期間が必要でしたか?
スタートをした時は、予想も出来ませんでした。
特許出願に関しては、当初はわからないことだらけでした。実際にコンクールに応募してから、 何度も試作品を作り直して特許出願書類を仕上げるまで、1年以上は掛かりました。 特許取得に関しては、まだ出願をしている状態です。

——特許取得に至るまで、どれくらいのコスト(開発・特許申請の金銭面、労力面)が必要でしたか?
特許出願書類を自分で書きたいと思い、発明学会の無料相談に何度も通い、書き方のアドバイスを頂きました。時には、郵送でも無料相談をお願いできたので大変助かりました。 その際に、発明学会発行の「アイデア権利化のガイドブック」を参考にさせて頂きました。

書き始めてから少しずつ修正をしていき、出願するまでに数か月かかりました。自分1人だけで全て書きあげることは難しかったと感じました。 出願に印紙代14,000円と電子化手数料が掛かりました。(基本料1,200円+700円×枚数) 翌年の商品化決定時に国内優先権の申請をしており、印紙代14,000円と電子化手数料が掛かりました。

今後、取得に向けて審査請求の手続きが必要です。その際に、市町村民税非課税者は減免制度があるそうなので、ぜひ活用したいと思います。

——その他、今回の特許をめぐるウラ話など、お聞かせください。
特許はまだ出願段階ですが、商品化が決まってから新聞に掲載されたり、テレビに出演したりとメディアに出る機会があり、〚発明家〛として取り上げられるようになりました。それにより、周りの方々から発明の活動を応援して頂けるようになり、嬉しく思っています。

商品化が決まった時はコロナ禍で、先方の会社の方とは、全て電話とメールでのやり取りでした。 その後、公開調印式が予定されておりましたが、コロナの影響で中止となってしまいました。 コロナ感染が収束しないので、商品化から何か月も経過した現在も、まだ直接ご担当の方と一度もお会いできていません。いつかお会いできる日を心待ちにしているところです。

発明品に関しては当初から商品化を目指してきましたが、実は商品化はゴールではなくて、そこからがスタートだと感じています。その商品を活用して貰うことが大切なので、商品化後は、自分で県内の市役所にご提案回りに行っています。実物をお見せすることで、ようやくそのものを理解して頂けることがあり、お話を聞くことで現状を知ることが出来ます。予想以上に雑魚寝という根強い考え方が強く、また導入には予算、備蓄倉庫等の問題があると分かりました。 どうしたら多くの都道府県に導入されて雑魚寝を減らすことが出来るのか、リサーチした現状を踏まえつつ、その都度ご提案内容を検討しています。 少しでも人の目に触れるように、防災館への展示を調べたり、公的施設の帰宅困難者向け備品閲覧パンフレットに加えて頂いたりしています。

商品化を決めてくださった会社に恩返しが出来たらと思い、営業活動を継続していきたいと考えています。

——今回の特許の未来への展開・発展、もしくは、新たな企画の方向性など、これからの活動について、公開できる範囲でお聞かせください。
災害用簡易安眠ハウスは、避難所の人々が少しでも安心して過ごせて、ストレスが減り、安眠できるようにと考えたものです。日本は、まだまだ雑魚寝が一般的で、避難所生活のレベルが他の先進国に比べてかなり遅れています。早く雑魚寝という劣悪な状態を脱して、避難所環境が改善されるようにと願って、この商品のご提案を続けています。

また、災害が起こってからの備品の搬入は極めて難しいそうなので、日頃から災害に備えて備蓄をしていくことの大切さを理解していただきたいと思っています。

役所にご提案を続けて、最終的には日本中の避難所で雑魚寝がなくなることが目標です。
また、帰宅困難者向けに、企業にも備蓄をご提案して、災害に備えて頂きたいと考えています。

今後は、生活用品のアイデアも新たに商品化が出来るように進めていきたいと思っています。 自分のアイデアで世の中が便利になり、人々に活用して喜んでいただけたら嬉しい限りです。

取材協力:
株式会社タカオカ https://takaoka-bosai.com/
一般社団法人 発明学会 https://www.hatsumei.or.jp/

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